第二面の胴羽目 「法華経説話」 木嶋江運作 (縦 127㎝、横 227㎝、ケヤキの一枚板)
『法華経』譬喩品第三 三車火宅
右に火事に遭った建物 ―この世界を火宅となぞられている。火が龍のような動きをしている。
右下 退避のために待機する三車(牛、鹿、羊)
左下 火災に気づかず遊んでいる童子
左上 火災した家屋内で病で臥床した婦人
譬喩品第三:三界無安 猶如火宅 衆苦充満 甚可怖畏 常有生老 病死憂患 叙是等火 熾然不息
刻銘 木嶋江運
・模型彫刻(大客殿廊下) 木嶋江運作
・手水屋 北西隅の龍 龍の眼、加えた宝珠が金泥で装飾
・彫刻師 木嶋江運
明治十八年(1885)、千葉県成東町 農家の生まれ。本名正三郎。8歳の時に、伯父の後藤巳之吉橘清平(日本橋浜町二丁目住)に養子に入り木彫の修行に入る。
後藤巳之吉は、後藤三次郎橘恒俊(万延元年没)―後藤三次橘恒徳(明治10年頃没)の流れ。
参考資料
『帝釈天題経寺建造物調査報告書』(葛飾区教育委員会発行、令和四年)
『帝釈堂 法華経説話彫刻』 (帝釈天題経寺発行)
『法華経』譬喩品第三 三車火宅
右に火事に遭った建物 ―この世界を火宅となぞられている。火が龍のような動きをしている。
右下 退避のために待機する三車(牛、鹿、羊)
左下 火災に気づかず遊んでいる童子
左上 火災した家屋内で病で臥床した婦人
譬喩品第三:三界無安 猶如火宅 衆苦充満 甚可怖畏 常有生老 病死憂患 叙是等火 熾然不息
刻銘 木嶋江運
・模型彫刻(大客殿廊下) 木嶋江運作
・手水屋 北西隅の龍 龍の眼、加えた宝珠が金泥で装飾
・彫刻師 木嶋江運
明治十八年(1885)、千葉県成東町 農家の生まれ。本名正三郎。8歳の時に、伯父の後藤巳之吉橘清平(日本橋浜町二丁目住)に養子に入り木彫の修行に入る。
後藤巳之吉は、後藤三次郎橘恒俊(万延元年没)―後藤三次橘恒徳(明治10年頃没)の流れ。
参考資料
『帝釈天題経寺建造物調査報告書』(葛飾区教育委員会発行、令和四年)
『帝釈堂 法華経説話彫刻』 (帝釈天題経寺発行)
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