仕事前のお昼くらいですが、
まだ布団の中でうずくまってモゾモゾしていた時に
携帯が”独特の”着信音を奏でました。
「はい」
そうやって応対すると、くい気味で向こうから
「お宅で頼んだ・・・・」
やや怒りぎみ。
「あっ、またか」
そう思って、
「うちは居酒屋ですよ」
そう答えます。
よくある間違い電話でした。
新鮮組という蟹屋さんみたいなところと間違って、
各地から間違い電話がかかってきます。
そもそも化に頼んだ時はどうやって電話したんだ?
そんな風に思いますが、それは黙っておきます。
なぜなら相手は何時も怒っているからです。
どれくらい?かといえば
どう考えても、向こうが僕に迷惑をかけているにもかかわらず
ガチャ切りするくらいです。
とにかくせっかくの睡眠をぶち壊されてしまった本日。
「まただ~」と思いながら
また横になっていました。
あっという間に僕はまた落ちていきました。
すると頭の中では変なシチュエーション。
僕より少し年上のおねぇさんに激しい口調で罵声を浴びせられています。
うっすらと元ヤンな感じが漂ってきますが、
顔を近づけられ、どうやら服を着ていない感じです。
しかし、なぜだろう?僕は拒みます。
どうやらその時点では何やら理由があるようなのです。
それではおねぇさんは更に顔を近づけこういいます。
「どうせお前も若い子の方がいいんだろ!」
そう言われた瞬間、今までぼやけていたおねぇさんの顔が
くっきりとあらわれたんです!
目の前3㎝で
吉瀬美智子!!
それを把握した瞬間、吉瀬美智子を拒む精神力も
理由さえない自分は彼女に覆いかぶさり・・・
しかし、その瞬間にまた携帯がうなり始めました。
悲しくも吉瀬美智子に痴女られると言う最高の時間は
それを理解した瞬間に消えてしまったのです。
本当は無視したかったのですが目が覚めてしまったので、
心が傷ついたままその電話に出る事にしました。
長くなりましたが、ここからが本題です。
電話の相手はTV局の方でした。
どうやら企画があって、店を取材したいと言う事です!
これは凄い事じゃないですか!
僕はすぐさま答えました
「いや、いいですわ」
「・・・・・・・・・・」
3秒くらい時が止まりました。
なんせ吉瀬美智子を奪われた僕は心が傷ついていますから、
そりゃ簡単に断りました。
まぁそもそもそういうの好きじゃないからなんだけど。
でも向こうだって悪いよ。
まさか断られると思ってないんだから。
だから断った瞬間3秒くらい止まっちゃって。
もし僕がテレビにメリットを感じていたら話は違うかもしれないけれど、
中にはそうじゃない人もいるわけですから。
メリットを感じていない限りは、協力でしかなくて、
そうするには協力する意義が見えなかったらやらないですよ。
「〇〇を取り上げるので取材させてください」
しかなかったら他捜してってならないです?
えっ?僕可笑しい?
吉瀬美智子に痴女られる夢を見れることの方がメリットあるよ。
だって何もなかったけれど、一日幸せだったよ😀