2件目はアパートです。
住人の方から「地デジが映らなくなる」と言われたそうで、オ-ナー様からのご依頼でした。
住人さんに聞くと、映ることは映るけど時々映らなくなるそうです。
アナログの映りも酷いとのこと。
まずは現状を調べようと、通路に有ったブースターの入力を見てみると・・・
アナログVHFが36~40dBμ。この辺でこの数値はありえないですね。
地デジに至っては、マスプロのチェッカーだと低すぎて測定不能。
アンデス製で見ると25dBμ・・・・・
住人さんは「映ることは映っている」って・・・こんなんで映っているって?
テレビの性能はどこまで進化するんでしょうかねえ・・・?
さて、ここまで入力が無い原因は何かを探ってみました。
UHFアンテナはサビが酷すぎて調整は不可ですが、直下だと割と良好受信しています。
混合器を通過させると10dBのロス。傷んだ混合器は交換しますが、他にも何かあるはず・・
引込み線を追っていくと、怪しいジョイントが。
ビニールテープをぐるぐる巻きにしてあるので、剥いで見ます。
こんな状態です。一番の原因はこれですね。
混合器の交換、しなくてもとりあえず大丈夫そうでしたが、アパートだし交換することにしました。
不調なことは間違いないので、また映らなくなったら大勢の住人さんに迷惑をかけてしまいますしね。
つなぎの部分は接線式にて処理しました。
屋根に転がっていた線は、破風に留めておきました。
何度かアンテナを補修していたようで、屋根馬は割と新しかったし、針金はステンに交換されていました。
アナログが停波したら、アンテナを建て直しにお伺いすることになりました。
今日の1件目は都筑区にお伺いしてきました。
地デジのみのアンテナ工事です。
今日は暑くて、作業車を停めた所が離れた坂の上だったので、もう汗だくでした。><
春というより初夏のような感じでした。体力が衰えているのか、息まで切れたりして・・・><
屋根の上では息は切れませんが、シャツがびっしょりになってしまいました。
さて本題に。
この辺は決して電波状況が悪いという事は無いのですが、東京タワー方向が高台のため、ちょっと厳しかったです。
立てられる所もある程度限られていましたし。
それでもなんとかエラーフリーな場所があったので、作業を開始できました。
入力が50dBμ以下だったのでブースターは必須でした。
アンテナもローバンド用を使用します。
目の前の林が影響しているようですが、端末で多少のエラーがあるものの、不安定ではありませんでした。
視聴確認もOKです。
作業が終わって、長梯子やら脚立やらその他もろもろ・・・
また車まで運ぶことを考えたら・・・気が遠くなってしまいました。><
途中の自販機で水分を補給しつつ、頑張ってお片づけ。^^
2件目に向かう間、今年初めてエアコンを冷房にしてしまいました。
大汗かいてダイエットできる季節が近づいてきたようです・・・。^^