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家電工事屋キツカワのWEB日誌です。アンテナ工事 エアコン工事 電気工事                     

傾いてしまったアンテナの直し ほか

2012-06-27 23:32:47 | テレビが映らない・映りが悪い

 ホームページからご依頼いただき、先日の台風で傾いてしまったアンテナの直しにお伺いしてきました。

 

ご依頼有難うございます。

 

 

 

下から屋根上のアンテナを見上げてみると、2段支線+補助支線で立てられたアンテナが傾いてしまっていました。

 

支線の張りが緩くなっているので、一番下についているBSアンテナが風に煽られて足元をすくわれた形で

傾いてしまったようです。

 

まずは「どう直すか」を探りに屋根上に上がってみます。

 

屋根馬が動いた跡が残ってますね。

 

1.8mのマストを接いで、3.6mにして立てられてます。

ジョイントの上で2段目の支線を取っているので、ここを支点にして傾いています。

 

2段目をもっと下から取れば、補助支線を取らなくても良いのですが・・・。

 

他社様での施工のアンテナですので、どこまで手を加えるか悩みます・・・。

 

全てやり直してしまうのもひとつの方法ですが、地デジのほうはフジがかなり不安定になっているので、

地デジアンテナに手を加えるのは、来年のスカイツリー移行後の方が良い気がします。

 

スカイツリーに移行すれば、アンテナの高さをもっと低く出来るかもという期待をこめて。^^

 

 

なのでBSアンテナを移設して風の影響を受けにくくし、支線は張りを直す程度に留めるという内容になりました。

 

 

 

 まず先にBSアンテナのボルトにCRCを吹いて緩めやすくしておきます。

 

 CRCが浸透するまでの間に別の作業を進めます。

 BSアンテナは破風に移設するので、金具を取り付けます。

 

いつものようにコーキングを裏に盛って・・・

 

 金具が付きました。

 

スカイツリー移行後のUHFアンテナ工事の際に、低くしても受信できればこの金具なら便乗できる・・・

という思惑もあります。^^

 

 

 珍しい4.5Cの同軸が使われていました。

BSの利得はもうちょっと落としてもよさそうです。

 

まだ新しいブースターなので、ボリュームを触っても接触不良は起こさないでしょう。^^

 

 

 CRCが浸透した頃合なので、BSアンテナを移設。

 

あとはブースターに繋いで、支線をちょっと手直しすればOKなのですが・・・

 

 

どうしても2段目の支線を取る位置が気になったので、いったん寝かしてグルグル巻きにされた支線をほどこうとして・・・

 

 危なかった・・・

設置のときに締め忘れたんでしょうか。。。。

 

私も気をつけよう。

 

 ボルトを交換してガッチリ締めときました。

マストにはさむ金具も上下逆ですが、固定には差し支えないので増し締めだけしておきました。

 

 

 

 アンテナマストの手直しが終わったので、ブースター周りを仕上げます。

真ん中のオレンジ色のがBS用です。

 

BSアンテナはこのように・・・ 

 

 

 移設が完了しました。

 

 支線が切れたりしない限りはもう動かないでしょう。

 

 

 手直し完了です。

補助支線を取り払ったので、見た目がだいぶスッキリさせられたと思います

 

ご依頼有難うございました。^^

 

 

コメント (2)
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