ホームページからご依頼いただき、川崎市宮前区にお伺いしてきました。
ご依頼ありがとうございます。
3階建てですので、3階のベランダから屋根に上がらせていただきました。
まずは受信できるかどうかの測定から始めて行きます。
キー局は概ね良好で、60dBμ~なのでブースター無しでいけそうです。
まずはキー局優先で立てる位置を探っていきました。
ただMXとTVKは何とか受信できるものの、ブースター無しではテレビ端子まで届きそうにありません・・・
キー局を優先した位置だと、MXは37dBμ程度の入力しかありませんでした。
ご説明したところMXも映るようにということで、今度はMXを重視してどこに立てるか探っていきました。
キー局で一番強く入るフジとは、約20dBμほどの開きがありますが、なんとかMXも40dBμ台に乗ってくれました。
アンテナは20素子ローバンド用で、マストは2.1mで立てればOKです。
ただしブースターは必須となります。
MXを重視したらTVKも改善させられました。^^
片流れの屋根です。
上流の破風に4箇所ステーク釘を打たせていただきます。
まずは下穴が開いたところです。
空けた下穴に、コーキングを付けたステー釘を・・・
打ち込みました。
もう片側も2本打ち込みました。
下流の支線は樋の支持から4箇所取りました。
2.1mのマストを持って家の中を歩くのは緊張します。。。
ぶつけない様に気を配りますが、念のためにマストの両端に軍手で養生をしておきました。
アンテナは屋根の上で組み上げました。
金具にはクリアラッカーを吹いておきます。
アンテナ線の屋内への引き込みまで6mくらい壁に留めて下ろすので、同軸は目立たないように薄いグレー色を使いました。
ただ屋根上の分もグレーのままだと表面の劣化が心配なので、ビニテで保護してみました。
ビニテを巻かないと駄目なわけではありません。
ただこうしておけば、次にアンテナを立て替えるときも同軸を交換しなくても大丈夫なはずです。
アンテナの立替がどれくらい先になるかわからないので、自己満足に浸りたいだけなのかもしれませんね。。。。
サイディングの繋ぎ目に並べて下ろしました。
玄関がある面の側面になるので、意識して見ないと気にならないようにできたと思います。
ブースターの出力を調整します。
スカイツリーに移行したら、キー局の強さがどれくらい変わるのかを予測してみましたが・・・
+15dBまでならブースターの定格の範囲内ですが、これ以上MXとのレベル差が広がらないことを願っています。。。
足元をまとめて・・・
アンテナはこのように完成しました。
電源器を付けてからテレビ端子で最終チェックをして見ます。
MXとフジのレベル差は変わらず20dBとなりました。
MX
TVK
フジ
信号の品質はこの測定器で測れる最高値となりました。^^
テレビの設定ではMXが20CHのままでしたので、再設定して安定受信にて完了となりました。
ご依頼ありがとうございました。