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川崎市麻生区 受信不調の直し工事

2018-05-12 23:37:24 | テレビが映らない・映りが悪い

受信不調のご相談を頂き、川崎市麻生区にお伺いしてきました。

 

ホームページからのご依頼ありがとうございます。

 

現在BSが映らなくなっていて、地デジも時々ノイズが出てしまうそうです。

ご挨拶のあと、ますは現状を拝見させていただきます。

 

なるほどBSの信号が一切来ていないですね。

地デジの方も、測定器の数値的にはOKなのにテレビのレベル表示が低いです。

このアンテナを立てた業者さんは、測定器無しで立てていた様子だったということで、
色々点検してみてからどこまで手を入れるか考えたいと思います。

 

 

手を入れる前のアンテナは、支線が緩んでいてグラグラな事のほかに、ボルト類や接栓が緩んでいて
どうすればよいのか・・・><

 

 

テレビ端子の新設にモニター出力を使っていますね。

地デジの(特にMX)の受信不調の原因もこの写真の中にありました。

 

 

ここも困ったことになっております。。

 

折角屋外用の分配器を使うのなら、接栓のキャップははめときましょう。

 

ビニテの下からは屋内用の分配器が出てきました。

 

支線リングを使わない理由って何でしょうか。

持っていなかったのか、使う気がないのか、部品代が惜しかったのか。

 

当然ですが上段の支線もリング無しです。

さてBSの受信不調の原因は判明しました。

あとはこのアンテナにどこまで手を加えるかという部分ですが、お客様とご相談して使えるものは使う方向で
進めていくことになりました。

 

分配器は使えるもののうちに入らないので交換します。

 

接栓は全て作り直し、支線も取り直しします。

 

かなり手が掛かる内容となりますので、時間が掛かることをご理解いただいてから着手しました。

 

支線を総交換しますので、アンテナは一旦非難させます。

支線リングを2個追加する作業もします。

 

錆色の金具ですが再使用出来てほっとしました。

 

積雪の際に支線が破損しにくいように取り直してあります。

点検しながら進めていくしかないので、新規にアンテナを立てるよりも時間が多めに掛かっています。

 

 

地デジアンテナの向きを先に合わせていきます。

この数値ならブロックノイズは出ないでしょう。

 

 

MXも良く入るようになりました。

 

BSもOKです。

もともとの屋内配線は、2階屋根裏のブースター電源部→2階の端子→1階台所→1階リビングへの送り配線で、

それとは別に露出配線で2階2室と1階リビングに分かれています。

単純に分配するとレベル差が出てきますが、許容範囲なので分岐器などは使わずに4分配させます。

 

1階リビングへの露出配線のケーブルですが、表面が劣化し始めています。

交換するとコストが掛かるので、この程度ならビニテを巻いておけば大丈夫でしょう。

 

屋根上の部分にビニテを巻いて保護しました。

 

屋外用の分配器を、雨が掛かりにくい軒下に取り付けました。

 

ブースター周りの配線をまとめまして・・・

 

これでアンテナは完成となりました。

最初とは全然違う仕上がりになっていると思うんですが分かりにくいですよね。。。

 

4分配器からの1本を屋根裏に入れて・・・

 

分配器に接続しました。

この分配器も奥のほうに置いてあったんですが、同軸ケーブルを延長して点検口の近くまで持ってきました。

これであとは確認の作業を残すのみとなりました。

 

 

 

これでブロックノイズが出ることも無いでしょう。

BSももちろんOKです。

ただし屋内配線のほうは110CSには対応していない規格品が使われているようなので、その旨はご説明いたしました。

 

リビングのテレビ配線は、テレビ端子からは分波器を使って1台のレコーダーに繋ぎ、
壁から入ってきている白い同軸に2分配器と分波器2個の組み合わせで、もう一台のレコーダーとテレビに繋ぐと
ロスが少ないと思います。

 

今後ともよろしくお願い致します。

 

 

ご依頼ありがとうございました。

 

 

 

 

 

コメント
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