ホームページからご依頼いただき、厚木市栄町にお伺いしてきました。
ご依頼ありがとうございます。^^
ご希望いただいていたのは平面アンテナだったのですが、栄町で平面アンテナはかなり厳しい予感がありましたので、
ご挨拶の後早速測定からかかります。
うーん・・・
やはり平面アンテナでは、残念ですが受信不可です。。。
通常のアンテナでも標準の高さだと受信できないので、3.6mまであげる必要があります。
レベルは40dBμ台なので、ブースターは必須です。
平塚方向にはマンションが立ち並んでいるので、3.6mできれいに受信できただけでもありがたい感じです。^^
受信できることがわかったので、既存の設備の確認をしてみると、現在利用中のCATV用のブースターが入ってました。
ただ今回はBS/110CSも取り付けるので、そのブースターは再利用はできないので交換します。
それと、ネット回線にもCATVを利用されているので、どのような配線になっているかも確認します。
もしテレビと同じ系統でネット回線もつながっていると、CATVのネット用に独立した配線系統を作るか、
他の通信会社に切り替えていただく必要があります。
梯子をかけなおして保安器を見てみます。
このようになっていました。
通信用の同軸ケーブルはモデムまで単独配線されていたので、テレビ用とは別系統でした。^^
これならテレビ側だけ切り離してあげればOKです。^^
お見積もりを提示してご納得いただけましたので、早速工事にかからせていただきました。
せっかく保安器のところに梯子がかかっているので、先にここの接続を済ませておきます。
支線の準備を済ませてからアンテナを持って上がります。
実際の傾斜はこんなに急ではありません。^^
3.6mのマストのアンテナを一人で立てるときは、手が届く位置にリングをもう1個つけておき、
先に下段の支線で立てれば楽に立てられます。
マストは、E管を使うならE31を使うと、反りが少ないので真っ直ぐに立てやすいです。
ただし持って上がるときは重たくて大変です。><
上下の2段支線で立ちました。
上段の支線にはターンバックルを使ってあります。
受信レベルは大体こんな感じです。
ローバンド用の20素子を使い、エラーフリーとなりました。
BS/110CSアンテナを付け、意外と時間がかかる配線周りの処理にかかります。
下から見えないのが残念ですが、雑な仕上がりにならないように気をつけています。
ブースターは初めて東芝製を使いました。
同じ東芝製の「デジタルターボアンテナ」に電源供給できるタイプで、UHFの「前置ブースター」にも応用できるので
1個だけ準備していたものです。
最近は他のメーカーでも同じことができるタイプが充実してきましたね。^^
完成です。
CATVのセットトップボックスを外し、配線を組み替えてチャンネル設定をしなおします。
CATVから湘南平受信に切り替えたときは、チャンネル設定をしないとNHK-Gが映らなくなります。
チャンネル設定をし直せばOKです。
MXと放送大学は、神奈川県内の中継局からは送信されていないので、残念ですが映らなくなります。
地デジ/BS110CSともに安定受信にて完了となりました。
ご依頼ありがとうございました。