ペ・ヨンジュン、アジア流を語る[インタビューから]
疲れている様子が歴然と分かった。
すでに韓国から強行軍を続けてきた彼だ。
敗血症初期症状で40℃まで上下する高熱に苦しめられながらも、
約束された行事を目前にして、気楽に横になっていることもできなかった。
そのように弱い気勢(★元気がないこと)にもたれかかったまま、
日本行きの飛行機に乗ったペ・ヨンジュンは、
東京ドームで開かれたアニメーション‘冬のソナタ’放送記念イベントと、
フォトエッセイ‘韓国の美をたどる旅’日本語版出版記念会を無事に行った。
特に、30日には、直接イベント会場を訪問した日本総理夫人と会う席を持って、
韓日文化交流に対する談笑を交し、話題を集めた。
もう、ペ・ヨンジュンという名前が持つ重さは、
韓流の先頭となった‘冬のソナタ’の俳優という以上の意味だ。
多様な文化産業全般に影響を及ぼして、韓国に対して関心をもち、
韓国文化を受け入れるために努力する日本人たちの変化を導いた
彼の歩みが注目され、重さが増すのも当然の事だ。
そのためか、ペ・ヨンジュンは韓国記者らと会った席で
「韓流という一方的な表現ではなく、アジア流を作る時」
と言って慎重さを見せた。
しかし、自然人ペ・ヨンジュンに関する質問が多くされると、
すぐに「私に必要なものは妻」と言って、
機転の利いた冗談で、始終一貫、愉快な対話へと導いてくれた。
記者:
アニメ'冬のソナタ'製作発表会に続き‘ハナヨ’出版記念会まで、
準備していた行事を全て終えた。
1年ぶりにファンたちに会った所感はどうなのか?
ヨンジュン二ム:
「事実、私が持っている能力に対して、いつも不足しているという考えをする。
でも、今のように最善を尽くして何かを作っていくことができる力、
家族の方たちが下さった。
そのような力をいただくことができる所がなかったなら、
このように本を書いて、行事を行うこともできなかったでしょう。
いつも感謝する心だけです。
記者:
日本に来る前、敗血症初期症状で入院治療を受けていたのではないか?
今でもとても疲れて見える顔なのだが、
本の執筆と行事の準備で、健康に異常が生じる程、
とても無理して走ってきたのではないか?
ヨンジュン二ム:
賢くできなくて、このようだ。
無条件、最善を尽くそうとして見るのだが..(笑い)
ところで、率直に、今回の行事は、できないと思った。
韓国で2日間、熱が40℃まで上がって、高熱に苦しめられて見たのだが、
私どもの事務室でも熱が出たために、
日本に入国する時に問題が生じはしないだろうかと心配したほどだ。
幸いにも、病院で検診を受けたが、新型インフルエンザではなかったし、
敗血症初期症状という結果が出てきて、入院して,治療を受けた。
そのように病院で横になっていて、色々な考えを本当に多くしたようだ。
果たして、何が私を今のこの席まで昇るようにしたか、
自らを振り返ってみる時間になったようだ。
健康? 体はまだ回復していない状態だ。 ずっと熱が出ている。
薬は飲んでいるが、とても強い薬を使って見たら、顔まで腫れた。(笑)
記者:
デビュー当初、スポーツ新聞らに寄稿した文と書き方が大いに違っている。
学術書籍を読んだことで、湧き出ることができる内容も多かったし。
本を準備する過程で難しかった点は何だったか?
ヨンジュン二ム:
資料を収集して勉強した時間まで合わせれば、ざっと1年半はかかった。
分野を分けないで、150冊余りに達する多様な本を購入して勉強したが、
どうしても、本それぞれに見解が違う時があり、紛らわしい点生じたよ。
こうした混乱は、先生たちに会って解決した。
先生らの言葉が正解だと信じて無条件従ったよ。
ところで、文を書く作業も侮れなく大変だったよ。
私の感じ、私の考えを文で表現することが、これほど難しいと思わなかった。
締め切り前の3ヶ月の間は、ほとんど寝られないのと同然で、
決められた期間までに文を渡さなければならないという重圧感が
私を押さえ付けたよ。
記者方々ならよくご存知だろうが、文を書いて夜をぶっ通し徹夜する日には、
本当に吐きそうな気がする時があるのではないか?
そのような日なら、会社の職員らに
「僕、もう寝るよ。 吐きそうだ。」ある時には間違った文字を送ることもした。(笑)
結局、私が締め切り日を守れないで,
校正を3日だけで終わらせなければならない状況になって、
そのために本にちょっと誤打があったよ。(笑)
記者:
エッセイの中で、キムチを作りながら、こっそりとカキをつまみ食いする姿など、
自然人ペ・ヨンジュンの気さくな日常が一緒に込められていて興味深かった。
ヨンジュン二ム:
私は専門的に文を書いた人ではないでしょう?
僕自身をさらけ出さねば、作り出せない本だった。
記者:
もしや、英文版出版や、後続編の執筆計画もあるか?
ヨンジュン二ム:
まずは、後続編の執筆計画はない。
英文版出版と視覚障害者のための点字出版は念頭に置いている。
点字出版は、販売用ではなく、寄付用に製作されるようで。
ところで、点字出版の場合、写真はどのようにしたら良いのか、困り果てている。
記者:
今回のような旅行エッセイ集ではなく、他の著作に対する欲はないか?
ヨンジュン二ム:
短編小説に対しては考えて見たことがある。
また、いつも良い文があれば書き写しておいたりメモもたくさんする方で。
ところで分からない。 今回あまりに大変な想いをして脱稿したからなのか、
また他の本を出すことになるなら、文よりは写真中心になりはしないかと思う。
‘ハナヨ’で惜しい部分の中の一つも写真なのだが、
資料を先に収集した後、文を書いたら、望む感じのイメージが変わったり、
新しく必要になる時があったが、結局、撮りに行く時間がなくて
思いのままにたっぷりと入れることができなかった。
<後略>
猛暑の地域の皆さん・・・ごめんなさい
秋田は23度・・・
エアコンも必要がないほど涼しいです。
窓をあけていたら、寒くて閉めちゃいました。
このままの夏だといいのにな・・・つぶつぶ
寒冷地仕様の私は、猛暑は大変です・・えへへ