きつねゆりセカンドハウス

きつねゆりは「グロリオサ」の和名です。
あの方の復帰を願いながら、
ぶつぶつつぶやいています(o'.'o)

恋愛ドラマ

2020-04-28 13:26:37 | 韓国ドラマ

ドラマの主人公は現実離れしているほうが魅力的!
韓国で放送される恋愛ドラマ。その全体的な特徴はほぼ決まっている。
それは、偶然の出会いとハッピーなクライマックスの繰り返し、ということだ。
ストーリーの全体像も、人生というのは多くの困難を乗り越えていくものだ、
という筋書きになる。
それをメロドラマ風に作っていくのが韓国ドラマの特徴だ。

たとえば、男性の主人公は裕福な家庭の息子が多い。
これは女性の理想の対象とも言える。お金をもっていてハンサムで、
まだ20代なのに企画室長をまかされている。
その一方で女性主人公は貧しい生い立ちが多い。
つまり、韓国の恋愛ドラマには境遇が対照的な男女が登場する。
極端な生い立ちの2人をくっつけて、様々に対比させていく。
しかも、周りにたくさんの人々が出てきて、主人公の男女にからんでくる。
その人間関係を細かく描くのが韓国ドラマのツボである。
もう一つ、重要なことがある。
韓国ドラマの主人公の特徴は、一部の例外をのぞいて、
本人には特別な才能があまりない、ということだ。
これが大事なのである。

なぜなら、それによって、周囲の人から数多く助けてもらえるのだ。
そういう意味では、主人公は常に受動的だ。



主人公は受動的だが、それでいい。
そのほうが実はたくさんのストーリーを作れるのである。
なぜなら、主人公が自分ですべての問題を解決してしまったら、
長いドラマにはならないというわけだ。
ただし、男性主人公は若くして地位を持っている人。
本来はすごく忙しい立場のはずである。
恋愛をする時間がどこにあるのか、とツッコミを入れたくなる。
それなのに、毎日彼女を待ち構えていて、食事をして家まで送り届ける。
そんな時間が本当はないはずなのに……。
しかし、ドラマでは登場人物の時間はいつも自由奔放になる。
 生活の糧を考える必要もない。



うらやましいかぎりだが、ドラマの主人公たちは現実離れしているほうが、
より魅力的になる。
そのことを数多くの名作ドラマが教えてくれる。

冬のソナタでも、スキー場からあっという間にソウルに来るし・・・
仕事しないで、すぐに出かけて行く・・・・・
一番の疑問は、スキー場の工事を、冬のスキー場営業中に行っていたこと。
つっこみどころはいっぱいだった・・・・
でも、ドラマに夢中な時は、何も気にせずに見ているのだ(笑)

この時期、日本の放送局も、過去ドラマを放映していますね。
ふたたび、冬のソナタを見てみようかな・・・・
今だと、どんな風にみるだろうか・・・・

★きつねゆりの今日のお料理

キンパ