皆様、↑わかりますか?
そう、AED(自動体外式除細動器)です。近年、大型スーパーや学校、公民館等に配置されております。最近はちょくちょく目にしますね。
AEDは完全に心臓が停止したもの(心静止)を蘇らせる機械とよく間違われます。理解不足だと大変。きちんとした知識と練習が必要ですね。
AEDはその名の通り「自動体外式除細動器」です。目にした方はわかるかもしれませんが、電極パッドを胸に貼り付けると自動的に心電図を解析して、電気ショックを与えるべきかを調べます。心臓が完全に停止した場合(心静止)には作動しません。心室細動の場合のみ作動します。電気ショックが必要と解析した場合には、機械の指示にしたがってスイッチを押すと電気ショックを与えます。
除細動を行うまでの時間が1分遅れる毎に、救命率は10%も低下します。5分が経過すると救命率は50%にまで下がってしまいます。ところが、救急車が現場に到着するまでにかかる時間は、およそ6分。
そのため、救急車が到着するまでに、近くにあるAEDを使用して、そばにいる人が、一刻も早い除細動を行うことが必要ですね。
清川の里では、AEDを設置しております。もちろんのことですが、もし万が一の場合に、きちんと使えるように研修や勉強をしておりますのでご安心を。使わないことが一番ですが!
文責:金沢 直樹