Copyright2008-2010 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 「もずさん」 透明水彩画 (380×280) 2009年作 大阪(個人蔵)
もずさん
もずさん(伏見ビル)との出会いは10年も前になります。
当時は2階にも画廊がありまして、そこでイタリア・ベネチア油彩展を開催したのが始まりでした。
大阪中の画廊を回りまくって気に入ったもずさんなので、今でもお付き合いさせていただいています。
大正生まれの伏見ビルは、お隣の青山ビル(ツタのある左の建物)とペアーで、
登録有形文化財に指定されている街中の貴重な財産です。
伏見ビルの初めのころはビジネスホテルだったそうです。
1階のギャラリーもずには、当時の理髪店の名残を今でも残している大きな鏡があり、
店内を観察しているうちに散髪してほしくなってくるから不思議です。
建物の玄関を入ると、大きな石で作られた桜の花?の形の手水鉢があって、
いつも自然に花が生けてあるところが素敵です。
他から持ち込んだ名残らしいのですが、伏見ビルの命かもしれません。
名残は
建物を生み出した時の人の心と
建物を残そうとする人達の心が反映されています。
維持費も労力も必要ですし、ビルとして経済効果も生まなければ存続できません。
その荒波を乗り越えて、
思いが形として残り、表情となって私達の目に映る。
時にその姿は、その人達を眺めているかのように美しく綺麗なことがあります。
うっとり眺めていると、
しっかり眺めかえしてくれます。
あっ 姿勢を正さなくっちゃ!
あっ できれば挨拶しなくっちゃ!
あっ お礼を言わなくちゃ!
相手が目に見えないと思って、
ついつい
忘れがちな私・・・・・
です。
もずさん
もずさん(伏見ビル)との出会いは10年も前になります。
当時は2階にも画廊がありまして、そこでイタリア・ベネチア油彩展を開催したのが始まりでした。
大阪中の画廊を回りまくって気に入ったもずさんなので、今でもお付き合いさせていただいています。
大正生まれの伏見ビルは、お隣の青山ビル(ツタのある左の建物)とペアーで、
登録有形文化財に指定されている街中の貴重な財産です。
伏見ビルの初めのころはビジネスホテルだったそうです。
1階のギャラリーもずには、当時の理髪店の名残を今でも残している大きな鏡があり、
店内を観察しているうちに散髪してほしくなってくるから不思議です。
建物の玄関を入ると、大きな石で作られた桜の花?の形の手水鉢があって、
いつも自然に花が生けてあるところが素敵です。
他から持ち込んだ名残らしいのですが、伏見ビルの命かもしれません。
名残は
建物を生み出した時の人の心と
建物を残そうとする人達の心が反映されています。
維持費も労力も必要ですし、ビルとして経済効果も生まなければ存続できません。
その荒波を乗り越えて、
思いが形として残り、表情となって私達の目に映る。
時にその姿は、その人達を眺めているかのように美しく綺麗なことがあります。
うっとり眺めていると、
しっかり眺めかえしてくれます。
あっ 姿勢を正さなくっちゃ!
あっ できれば挨拶しなくっちゃ!
あっ お礼を言わなくちゃ!
相手が目に見えないと思って、
ついつい
忘れがちな私・・・・・
です。
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