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Copyright2008-2010 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 「散歩道」油彩画 15号F 2002年 イタリア・ベネチア
思い出の絵
イタリア・ベネチア3
「散歩道」
はじめ、家が可愛くて好きだったので描き始めました。
実際は、家の正面が広場で左側が運河になっています。
で、この家を現場で描いていたら
黒い犬が一匹通り過ぎていきました。
まるで犯人探しで、建物の隅を調べてるみたいに
もくもくと歩いていきます。
飼い主からはぐれたのか
遅いので置いてきたのか
遅くて置いていかれたのかは
まったくわかりません。
一匹であることになんの不自然さもなく
アンテナのようにピンっと立った尻尾や
黒くてりっぱなお尻もかっこよく決まっていて
この風景が日常的だったらいいな~
なんて勝手なことを思いつつ・・・・
犬は、止まることなく歩いていって
ついに見えなくなりました。
きっと
建物が、どんなに美しくかっこよかったとしても
空が、どんなに青く底抜けに広かったとしても
運河の揺らめきが、どんなに優雅で深々と優しかったとしても
いつもの散歩道の「におい」には、かないません。
あんまりに自由で可愛らしかったせいか
犬の散歩道に気持ちを持ってかれたせいか
家の絵は、
いつのまにか
犬の心の絵に
変わっていきました。
クンクン♪
思い出の絵
イタリア・ベネチア3
「散歩道」
はじめ、家が可愛くて好きだったので描き始めました。
実際は、家の正面が広場で左側が運河になっています。
で、この家を現場で描いていたら
黒い犬が一匹通り過ぎていきました。
まるで犯人探しで、建物の隅を調べてるみたいに
もくもくと歩いていきます。
飼い主からはぐれたのか
遅いので置いてきたのか
遅くて置いていかれたのかは
まったくわかりません。
一匹であることになんの不自然さもなく
アンテナのようにピンっと立った尻尾や
黒くてりっぱなお尻もかっこよく決まっていて
この風景が日常的だったらいいな~
なんて勝手なことを思いつつ・・・・
犬は、止まることなく歩いていって
ついに見えなくなりました。
きっと
建物が、どんなに美しくかっこよかったとしても
空が、どんなに青く底抜けに広かったとしても
運河の揺らめきが、どんなに優雅で深々と優しかったとしても
いつもの散歩道の「におい」には、かないません。
あんまりに自由で可愛らしかったせいか
犬の散歩道に気持ちを持ってかれたせいか
家の絵は、
いつのまにか
犬の心の絵に
変わっていきました。
クンクン♪
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