☆9月12日(金) 藤ノ木古墳
皇族クラスの若者二人を埋葬した古墳
法隆寺の西350mの所に、法隆寺の中世文書で「陵山」と呼ばれ、江戸時代には崇峻天皇陵と考えられた古墳がある。藤ノ木古墳である。橿原考遺古学研究所は1985年(昭和60)から1988年(昭和63)にかけて三回発掘調査を実施し、ほぼその全容を解明した。
藤ノ木古墳内部 |
古墳は直径48mの円墳で、全長14.5mの両袖式の横穴式石室を持ち、その中に長さ2.35mの朱塗りの家型石棺が未盗掘のまま残されていた。石室には、近くを流れる竜田川の石が用いられ、石棺は凝灰岩の繰り抜き式家形石棺だった。1985年の調査で、金銅製馬具1組、鉄地金銅張馬具2組、挂甲札、鉄鏃、鉄刀など多くの遺物が出土した。1988の調査では、石棺が開けられた。棺の内部には、伸展葬された2体の人骨があった。被葬者の周囲には多くの副葬品がほとんど埋葬時のまま残されており、冠や履、大帯など各種の金銅製品、獣帯鏡など4面の銅鏡、6口の刀剣、多量の玉類と金属製装身具などが出土した。これらの豪華な副葬品は、藤ノ木古墳の名を一躍全国に知らしめた。早速、史跡保存の運動が起こり、1991年11月16日に史跡に指定された。
斑鳩の里には母の妹(叔母)が嫁いでおり、近くに来たので久しぶりに訪ねました。週に1度は病院に顔を見に来てくれており感謝しています。78歳まで呉服、洋品店を営んでいたが2年前に高齢になったので店じまいし、旅行、グルメに夫婦で楽しんでおられます。
さぁ~9月中旬に入りこれからは秋、冬野菜の植え付け時期に入り結構忙しくなって来ました。キャベツ、ブロッコリー、白菜、人参、大根、ほうれん草、菊菜、ネギ、などで野菜の殆どは自給自足で新鮮野菜が自慢できます。