【写真:古代ローマ式レストランで】
それぞれの思いを抱きながら、ヴィア・ドロロサを歩き通した満足感。昨年の12月には流れるコーランを聞きながら歩いたものでした。キリスト教は鐘を鳴らし、ユダヤ教は角笛を吹きます。
コーランと鐘と角笛が、妙に調和する旧市街を、どうやらレストランに向っているようです。新宿の地下街のような、洒落た通路に入ってまもなく、カルド・キュリナリアがありました。中に入ると、まず入り口で肩からローブをつけ、月桂樹の冠をかぶせられます。一瞬にしてクレオパトラかシーザーか、映画の主人公になったような気分でした。
今から2千年前のユダヤ人の生活、当時の食文化を忠実に再現しようと試みたのが、このレストランで、ローマの影響下にあった、その当時への回帰体験でした。その辺に、素焼きの壷がコロコロと無造作に置いてあり、テーブルは、石灰岩製のコの字型。壁画もロケ現場のように、古代ローマの雰囲気いっぱいです。おまけに明かりはオイルランプ。
店長も同じ格好で、天使が吹くような長~いラッパをプ~~プ~~。大歓声が上がります。食事をしている間は、これまた当時の格好をしたウエートレスが、半畳ぐらいの大きなウチワでゆったりと扇ぐサービス。もう最高でした。
それぞれの思いを抱きながら、ヴィア・ドロロサを歩き通した満足感。昨年の12月には流れるコーランを聞きながら歩いたものでした。キリスト教は鐘を鳴らし、ユダヤ教は角笛を吹きます。
コーランと鐘と角笛が、妙に調和する旧市街を、どうやらレストランに向っているようです。新宿の地下街のような、洒落た通路に入ってまもなく、カルド・キュリナリアがありました。中に入ると、まず入り口で肩からローブをつけ、月桂樹の冠をかぶせられます。一瞬にしてクレオパトラかシーザーか、映画の主人公になったような気分でした。
今から2千年前のユダヤ人の生活、当時の食文化を忠実に再現しようと試みたのが、このレストランで、ローマの影響下にあった、その当時への回帰体験でした。その辺に、素焼きの壷がコロコロと無造作に置いてあり、テーブルは、石灰岩製のコの字型。壁画もロケ現場のように、古代ローマの雰囲気いっぱいです。おまけに明かりはオイルランプ。
店長も同じ格好で、天使が吹くような長~いラッパをプ~~プ~~。大歓声が上がります。食事をしている間は、これまた当時の格好をしたウエートレスが、半畳ぐらいの大きなウチワでゆったりと扇ぐサービス。もう最高でした。