翌朝は5時起きで5時10分につぼ湯受付にならぶ。
まさかの先客ありで私たちは2番手。
6時に受付オープンなれど5時40分にはご覧の通り。
800円でつぼ湯の30分入浴権利、および公衆浴場の薬湯(温度調節の加水なし)か普通湯(温度調節の加水あり)かのどちらかも入れるシステム。
入り口前の東屋で前の人が終わるのを待つ。
15分待ったら挨拶を交わし入らせていただく。
まだまだ熱いので加水しながら入浴、それでもお尻の後ろ辺りからガンガン熱湯が湧き出てくる。
本当に良いお湯でした、想像を超えてきた。
一旦宿に帰って汗を引かす
頂きやす
で、食後の公衆浴場、薬湯へ
ただ、最近リニューアルしたらしくあまりにも綺麗すぎる。
気のせいか、湯加減も民宿やつぼ湯と比較するとやや劣る気がする、個人的な見解ですが。
つぼ湯>民宿のお風呂>>薬湯、な印象
こないだの湯村では温泉卵してみたけど、さっきの朝食で出してくれたので今回湯壺ではパス
トトロにでてきそうなバス停
岩壁に爪でお経を掘られた言い伝えが、スゲー。
女将さんに見送られ、いざ湯の峰を出発!
本宮に1台車をデポし、昨日のゴール玉置辻に到着
長かった奥駆道も今日がラスト
簡単な行程図みたら、今日の道中、最後の登りがここ大森山
ですが、そんなに甘いわけない
最後の最後(熊野川河川敷まで)まで登りはなくならなかったっす。
おそらくこんな残置も、新宮山彦ぐるーぷさん達が設置してくれたんだと容易に想像できる。
感謝しかないです。
ここで昼飯。
とにかく暑いので風が流れる場所をみつけては軽く休憩を入れる繰り返し
おっと、ようやく熊野川が見えた
こんな感じの軽い登りが下りも交え、延々続く
南紀特有の里山激下り箇所も随所に
金剛多和の石仏さん、写真では分かりづらいけど、ええお顔で笑ってらっしゃいます。
この登りもなかなか堪えました
やっとのことで展望台!!!
残り少ないお湯でコーヒーをいただく
いざ、ラストスパート
森林公園を横切り
いよいよ河川敷へ
古の苦行に想いを馳せながら、なんちゃって水垢離しながら渡らせていただく
もう暗いのでピンボケですが、やっと大斎原にたどり着くことができました。
本宮大社は17時で閉門、なので入り口で。
大峰奥駆道、諸説ありますが少なくとも私の中では吉野金峯山寺蔵王堂からここ本宮大社間がそれにあたると解釈しています。
仏教(お寺)と神社をつなぐ霊場の道。
道中には七十五靡(なびき)があり、その第一が熊野本宮の証誠殿です。今回は時間切れで参拝はかないませんでしたが
私にとっては逆に本宮がゴールの方がなぜかしっくりくるのです。
だから最後は熊野川を渡って大斎原!が夢でした。
日帰りや一泊二日の登山を繰り返し、都合10日に及んだ今回の長旅。
同行いただいた仲間たちに、感謝です。
そして登山道の至る所で整備いただいている山彦さんたちや小屋の方々にも感謝です。
道中のエピソード、書きたいことはまだまだありますが、きりがないので・・・。
そんな世界遺産、みなさんもぜひ訪れてみてください。
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