ナサラ農法開発者の翡翠先生のブログ

農業が注目される今、本物の農業が必要です。安心安全で環境に優しい農業を推進します。美味しい・栄養価の高いものへと・・

富山ーシモン芋圃場

2009-09-28 22:45:01 | 農業

シモン芋の圃場に行き、蔓と葉の生育が良くない状態でした。

畝の上に藁や枯れ草などを敷き詰めていないため、畝の表面が乾燥して、菌や微生物が活性していないので、土も固くなり蔓や葉も沢山出ていないようです。

段々硬くなってきているので、芋が畝表面より飛び出ているものもありました。

そんな状態でも、ミネラルと酵素は、真面目に散布していたのでしょう。掘ってみるとそこそこのものが出来ていました。

 良い出来で出来上がっていました。

少し、折ってみると白い粘液が出てきて、時間が経過しても茶色く酸化しないものになっていました。この状態を見てもミネラルと酵素は、ちゃんと散布していたようです。

一つの苗で、10個程付いていました。まだ収穫時期より1ヶ月早いので、大きめのだけ収穫しました。でもまだ1kgサイズです。

収穫時期には、ちゃんと育てると大きい物は10kgを超えるものが出来、一つの苗で、5個から15個位芋を付けます。今までで、1苗で48kgあったものもあります。

シモン芋は連作が出来ないと言われていますが、吸い上げた栄養素を戻すことで、連作は、簡単に出来ます。実際に私の圃場は、6年連作しています。

ここの富山も連作をしていくそうです。・・楽しみですね。

 

その後、昼食でこのシモン芋も食べました。

めちゃめちゃ甘く美味しかったです。

土がかなり固くなっていましたので、早々に18Gを散布してもらうようにしました。

土が見えないように藁などを敷き詰めるのが一番いいのですがね。

そこそこ出来上がりそうです。

ここの富山のシモン芋を特別に皆さんに、分けてもらえるように頼んできましたので、少しは皆さんの手元に届けられそうです。

収穫は、来月の20日から25日くらいになりそうです。

 


富山ー柿畑より

2009-09-28 20:24:41 | 農業
朝のうち、ぱらぱらとしましたが、現地に到着すると止んでしまいました。

道の駅で、立ち寄りモーニングコーヒーを1杯飲んでから行きました。

早々に、柿畑に行きました。
前回に来た時には、見なかった葉に黒い斑点がついていました。・・炭ソ病の斑点ではないように思えたのですが、枝を見ても黒い斑点が無かったので炭ソ病では、やはりありませんでした。思ったとおり褐斑落葉病でした。
何年かそのまま放置していた柿木だったからでしょう。
いきなり農薬不可、肥料不可で行ったからでしょうかね~。
それ程、問題ではありませんが・・まだ土が出来上がっていないので、ちょっと厳しかったかな?・・今は、土も軟らかくなり、ミミズもよく見かけるようになりました。
処理として、18Gとカルシウムを散布することと、少し魚粉ペレットを撒いてもらうように指示しました。
幹は古皮が、まだ沢山付いているので、高圧洗浄機で、皮めくりをしてもらうようにしました。
幹の皮をよく見ましたが、コスカシバが入ってはいないので安心はしましたが、3月には実施してもらうようにしました。

次の柿畑へ行くと実が付いていない木がありました。これは、剪定が遅く花を持つ枝も切ってしまったからでしょね。
早めの剪定が必要です。
実が割れているものが、ちょくちょくありました。実が大きくなる時期に乾燥が続き、その後一気に雨が続くと割れやすくなります。又今年は、日照不足もあり実も少し小さくなる傾向です。
このような割れを防ぐのは、雨が降り続く時にミネラルと酵素を散布すると割れが無くなります。幹周り60cmほどの物は、80L位散布しましょう。
現状は、20Lも散布していなかったようでした。
雨の続いていた時も散布できていなかったようです。
沢山いろいろ作るとどれかが、忘れがちになりますので工程俵を作成して管理するといいですね。