昆虫などを撮られる皆さんであれば、誰しももう少し全体的にピントが欲しいとか、もう少し被写界深度があればとか感じられたことでしょう。しかし技術の進歩にはほんとうに驚かされます。昔だったら夢のようなことを今では人の手を煩わせることなく簡単にできるようになっているのですから。
カメラ自身が深度合成を行いピントの深い写真を作り出します。このblogをなさっている皆さんも多くの方が使用しておられるようです。
私もゆとりができたらぜひ欲しいと思っております。
まず其れまでは今手持ちの機材で写したものを使ってPCで深度合成の実験をしてみようと思いました。
南大沢昆虫便り(mos314)さんが8月22日のブログで紹介されていた中で丸山宗利さん紹介の無料のソフトCombineZPをダウンロードし使ってみました。
初めてであり英語もまったく分からないのでもたもたしましたが案内文を頼りになんとかやり遂げました。時間はかかりましたがその結果は驚くべきものでした。すばらしいものです。ただ生き物ですので合成する基となるピントを少しずつずらした連続した写真を撮るのが難題のようで、努力と根性で切り抜くしかないようです。しかしファイトは沸きますね。
南大沢昆虫便り(mos314)さんありがとうございました。
TGー3で、カメラ内深度合成は簡単でいいですが、画素数が落ちてしまうのが難点です。
これなら、時間はかかって手間ですが、画質は良いので大プリントもできますね。
試しに軽い気持ちでやってみたのですが、予想以上の好結果でした。これと思うものを時々試みるのも良いかと思います。ただ元になる画像の作成が大変ですね。
三脚にしっかり固定し連写しつつピントリングを回しましたが微妙にブレます。マクロスライダーなるものの方がよいかもしれません。幾度か練習してそのノウハウを掴む必要がありますね。このカミキリは見つけたとき既に死にかかっていてあまり動きませんでした。