おじんの独り言

写真付きで気まぐれに日記や趣味、感じたことなどを書いてみたい

チョウ(蝶)に抱くイメージ

2015-07-14 21:56:34 | 
今日はほんとに久しぶりに雲の切れ目から太陽が顔を出す天気となりました。嬉しいかぎりです。しかし同時に猛烈な暑さと湿気には閉口しました。昨日の仕事の残りを片付けなければなりませんでしたが午前中に終わりほっと一息です。
昼寝をして4時ごろカメラを持って出かけ沢山の蝶たちに出会えましたが、今日また蝶の生活の一面を意識する場面に出会いました。
皆さんは蝶(チョウチョ)と聞くとどのようなイメージを抱かれるでしょうか?
昆虫マニアではない普通の人であるならば、美しい模様の翅を広げひらひらと花から花へと蜜を求めて飛び回る優雅な姿を思い浮かべられることでしょう。もちろんそのようなイメージは間違いではありません私たちが魅了される大きな部分です。
しかし蝶は決して蜜ばかりを求めているのではありません。一般に抱くイメージとは異なる場面を目撃することもあります。
今日もそのような場面に遭遇しましたので、蝶の生活の一面として紹介してみたいと思います。
虫好きな方なら同じようなことを目撃された方は多く居られるに違いありません。
農業用貯水池の排水溝に亀の死骸が引っかかりその腐汁を吸いに多くのアゲハチョウたちが集まってさながらパーティのような有様です。
何年か前にも目撃しています。



カニの死骸に来てその汁を吸っているウラギンシジミ


私のズックにまとわりついて離れず、何かを探っているウラギンシジミ。足の臭さがばれてしまうような写真です。
よく汗をかいていると体にも止まります。


「南大沢昆虫だより」の秀さんにも以前セセリチョウのことで「吸い戻し行動」について教えてもらったことがあります。
セセリチョウは鳥の糞などに自分の排泄物(オシッコ)を出して溶かしそれをまた吸い戻す行動をするそうで、栄養補給のためと考えられているそうです。その他動物の排泄物の跡などにも蝶が集団になって集まることも知られています。
今日は美しい話ではありませんのですこし幻滅ですが、蝶に抱くイメージ低めるのが目的ではありません。
蝶の生活の一面を目撃しましたので採り上げてみました。


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4 コメント

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それらを差し引いても (nampoo)
2015-07-14 23:33:34
こんばんは。
カメの死骸に集まっているモンキアゲハやカラスアゲハ、
彼らも生きていかなければならないのですから、
必要な栄養分を取り入れるのは当然のことだと思います。
それらを差し引いてもやはりきれいです。
養分を十分吸収してさらに綺麗になっているかもしれませんね。
数日前ウラギンヒョウモンが何度もまとわりついて来ていたのは、
ひょっとして汗臭かったからではないかと思いました。
喜んでばかりいられなかったのですね。がっくり。
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表と裏 (おじんの独り言)
2015-07-15 07:17:16
お早うございます。
今日もお天気が良さそうで嬉しいです。
でも明日ごろからの台風の影響が出そうですね。
 社会には華やかに見えるものでも思いも因らない裏の部分があるものですが、蝶たちの食事についても知らないでいるとびっくりすることがありますね。
認識を新たにすることになりますが、彼らも必要なものを取り入れるために懸命なのであり、花の蜜も万能ではないのだと。
愛することは全てを受け入れることですので何事にも心を広くしたいです。といってもなかなかこれが難しい。
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おはようございます。 ()
2015-07-16 10:14:32
こんなシーンは見たことないですね。
カメやカニの死骸からミネラルが出ているのでしょうか?
こうやって、蝶は何万年も生きてきたのですね。
吸水するのは、オスだけと読んだことがあります。
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コメントありがとうございます (おじんの独り言)
2015-07-16 19:25:32
こんにちは。
いろいろ教えていただいて感謝しております。
コメントに気付くのが遅くなりました。
私たちの周りの生き物たち、それぞれを研究する学者の皆さんは懸命に努力し調べておられるわけですが、生命界の摩訶不思議、巧妙さを極めつくすことはまだまだ完全ではありませんね。だからこそ人間の好奇心、探究心をいつまでも刺激するのでしょう。
人間の幸福はなくなりませんです。
知らないこといっぱいですね。
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