おじんの独り言

写真付きで気まぐれに日記や趣味、感じたことなどを書いてみたい

マツモムシ、アメンボ

2016-05-16 14:52:37 | 
今日はこちら降ったり止んだりの天気。
沖縄・奄美が梅雨入り宣言が出されたようです。これから雨が多くなりますね。
熊本地震の被災者の皆さんは雨が降るとほんとに大変だと思いますが頑張っていただきたいと願います。

先日の湿原の写真で没にしていたもの、ネタが無くなりましたので古いものを含めて復活です。
マツモムシ幼生 成虫も居たのですが潜られて失敗しました。


マツモムシ成虫  3年前の2月中旬のもの。 口元に目の赤い羽化して間もないと思われる子供を抱いております。
 これを見た時は「親が子供を保護している感心なものだな」と思ったのですが、調査している内にどうも違うようだと考えるようになりました。
 残酷な話ですが「これは共食いなのではないか?」と。越冬明けの極限の空腹時であり餌の少ない時期の事象ではないかと。
ウィキペディアには共食いについて次のように乗っています。
引用
 「共食い 動物学における共食いは広く見られる現象であり、1500種を超える動物種で記録されている。一般に異常な現象と考えられがちであるが、必ずしもそうではない。逆に動物なら個体間で殺し合うのが当たり前と言う見方もあるが、これも正しくない。一般に喰う喰われるの関係は異種間で成立するものであり、同種個体間で無制限に共食いが行なわれる状況があれば個体群が成立しなくなるなど進化的に安定とは言えず、そのような行動は避けるように進化が進むと考えるべきである。
したがって、それでもみられる共食い行動はそれなりに独特の意味を持っているものと考えられる。以前は共食いは単なる極限の食料不足や人工的な状況の結果で起こると信じられていたが、自然な状況でもさまざまな種において起こり得る。実際に科学者達はこれが自然界に遍在していることを認めており、水中の生態系では特に共食いは一般的であるとみられている。最大9割もの生物がライフサイクルのどこかかで共食いに関与しているとみられる。共食いは肉食動物に限らず、草食やデトリタス食であっても普通にみられる。」


湿原に居たアメンボの幼生  アメンボにも数種居るようですが種類は判りません。


シマアメンボ これは家の近くの小さな流れに居たもの。いつも気ぜわしく動き回っていて綺麗に撮るのは難しいです。

昨日の虫

2016-05-15 16:39:35 | 
昨日からお腹の調子が悪い、ちょっと飲み過ぎているのかもしれません、年寄りは控えるべきですね。
今日は一日パソコンで遊びました。先日の虫の紹介。

トホシオサゾウムシ 昔お米によく付いていたような形のゾウムシ、今はお米の中には居ませんですね。



アシナガコガネ ガマズミの花に沢山居ました。名前の通り後ろ足が長いです。


ニホンホホビロコメツキモドキ 初めて見ました。
この虫の雌は頭部がユニークな左右非対称性を示すことで知られているそうです。
「メス成虫の頭部左側(左頬)と左大顎が右よりも明らかに大きいのに対して、オス成虫や幼虫の頬や大顎は一見すると左右対称に感じられます」とあります。
調べるまで知りませんでしたから頭部を詳細に写しておくべきでしたが写しておりません。しかしこの写真のものは頭がいびつには見えませんから恐らく雄でしょう。

湿原のトンボたち

2016-05-14 18:15:18 | 
先日湿原に行った時写したトンボたち。見慣れたものばかりで珍しいものは何もありません。

今年のハッチョウトンボ よく知られている湿原の目玉的存在。丸く連結したペアが居たのですが場所が悪くうまく写せませんでした。
    管理されている湿原ではこれが弱点ですね。保護のためこれからもよく繁殖するよう願うばかりです。



イトトンボ 今盛んに羽化が行われています。


イトトンボのヤゴ 湿原の近くの田に居たもの。農薬は控えられているのでしょう。沢山居て密度から推測すると恐らく数百匹は居ると思われます。
  数種類居るようですがこれは恐らくアオイトトンボのヤゴではないでしょうか?


クロイトトンボ


シオヤトンボ


ハラビロトンボ♀ 雄の方が3倍位多く居ます。

綴化したノアザミ、他

2016-05-13 18:57:36 | 
昨日写したものの中から

綴化したノアザミ 沢山咲いているアザミの中で変形しているものを見つけました。茎が幅5cm程の板状になっており花の形も丸くはありません。
奇形になっている植物はこれまで幾度か見たことがありますがノアザミは初めて。調査によって以下のような説明文を見つけました。
「綴化(てっか)
本来は「綴化」は「てっか」と読みます。多肉・サボテンの世界では「綴化」を「せっか」と無理やりに読ませてこれが慣例化しています。
綴化は、成長点の異常により、成長点が帯状につながって成長することです。帯状になるので「帯化」(たいか)と言うこともあります。
これはあくまでもある種が綴化した現象(「帯化現象」)ですので、別の「種」や「変種」になるわけではありません。
綴化現象は、多肉屋サボテンに限らず樹木や草花や野菜など色々な植物に現れます。
ウイルスや細菌ではないので他の植物に感染することはないが、成長点の異常をきたした一種の生理障害あるいは病気(帯化病)であり
見苦しいこともありますが、しかしながら園芸上は珍重されることがあります。」とあります。



センダン 普通どこにでもある落葉高木 私の一番古い記憶にある花。4歳の頃知り合いのおじさんに連れられて魚釣りに行った時の事。
 この木の下で大きなラクガン(菓子)をもらって食べた時にこの花が綺麗に咲いていました。
 4歳の時の記憶はこれだけ、他はなにも覚えていません。子供の記憶は食べ物とつながり易いのかな?



テイカカズラ この花も普通によく見かけます。テイカカズラは、キョウチクトウ科テイカカズラ属のつる性常緑低木。有毒植物である。
 「和名は、式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられず、ついに定家葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説に基づく」とあります。
 甘い香りがします


モウセンゴケ 湿原にあったもの。湿原には歩道から降りられないため残念ながら上から写すしか方法がありません。


繊毛の先に粘液があるのが判ります。




ラミーカミキリ、ベニカミキリ、ハンミョウ

2016-05-12 19:27:07 | 
今日は気持ちの良い快晴。仕事の打ち合わせで隣の市まで行くことになりました。
お昼が待ち合わせの時間なので、それならば道中少し虫でも探そうと早めに出発、適当な場所で虫探し。
あこがれていたラミーカミキリを初めて見つけました。大収穫。
帰りは思い切って足を延ばし久しぶりに湿原まで行きました。
不思議なことに花は見られませんでしたが、ハッチョウトンボがもう沢山飛んでおりました。

ラミーカミキリ 横から見ると結構胴体に厚みがあります。
最初カラムシに付いていたのですが気付かれて逃げられ、追っかけまわしてやっと撮れました。



ベニカミキリ ガマズミの花に居ました。ちょっと高くで撮りにくく綺麗には撮れませんでした。



ハンミョウ 交尾中と思われます。雌は嫌がっているように見えましたが雄は大あごでしっかりと噛みつき放しませんでした。