コブリのひげをひっぱりながら…

ある日 上肢局所性ジストニア と診断され
 とうとう愚痴り相手の猫もいなくなった
  元小動物臨床獣医師の独り言

散髪 その後…

2014年09月04日 | 日記

ワタシは

2歳になる前に 持ち主だった父方のじい様が亡くなり

なにせ2歳になっていませんから 委細詳細は存じませんが

その頃から 19の春に 飛び出すまで

じい様が建てた荻窪の家に住んでおりました

もちろん 本人が希望したわけではなく

気がついたら 荻窪に居たわけです

その頃の環八/青梅街道 交差点…

四面道ですけど

環八なんか 今の中杉通りほどしか 道幅はありませんでした

それでも 「四面道交番」 があって

過激派に 爆弾仕掛けられて 夜中に大騒ぎ…

交番の隣の電気屋の二階に間借りで住んでた馬場君んちは

タンスを担ぎ出すやらなにやらで 本当に大騒ぎ…

結局 処理班がきて 撤去と同時に収納容器内で爆発!

で 一般庶民は 一件落着…

火事場の●●チカラで担ぎ出したタンスが戻せなくなって

馬場君んち やっぱり大騒ぎ…



その頃と比べちゃいけませんね~



そんなわけで 飲み屋の他にも「行きつけ」 があって

40年近く通っている床屋 今時はヘアーサロン ってんですか?

いつものように 短くして貰い

他のお客さんがいると 店のマスターにもワタシにも

いろいろ支障があるのですが

幸か不幸か このときは 客はワタシだけ

マスターの奥様と三人で とりとめのない話を…




店を後にして向かったのは

コチラ !

江戸東京たてもの園 て

コレ の一部と思ってました

調べてみて あ~ アレか そうか 小金井公園だ~

確か 駐車場が ちょっと駐めただけで 結構 な金額になっちゃった記憶が…

ということで

降りたことなんかない JR東小金井駅から コミュニティバスで…

工事中で 停留所がないので 少し離れたところから 徒歩…

天気予報で ピーカン でないことは確認済み

っと



あつらえたような トトロ的 郵便ポスト

見ると



現役…

参りましたぁ~



炎天下なら 見ただけで熱中症になりそうなエントランス…



ここから奥は 1カ所を除き 撮影禁止!

知りたい方は 是非 足を運んでください

入場料は オトナ¥400 だったかな?

「千と千尋…」 「アルプスの少女…」 などなど

大がかりなジオラマ 小さいモノも繊細に作り込まれていて

見応えありますね~

まだ 休みがあけない女子高生(?)と

昔 女子高生だった面々が多く 賑やかでした

折角ここまできたんだから

コッチ も見て帰ろう っと 日差しが出てきて…

日陰は良いけど 日向は 今のワタシには危険~

ということで



一軒だけ ちょっとだけ…

玄関 広~い



二階の窓 大き~い



高橋是清邸 だそうです

コレ を見たときに 吉田茂邸が写りました

本物は 燃えちゃった 後だから どこかでロケをしたのでしょうが

似てるんですよ…

玄関が広く 二階の窓が広く 



回り廊下 がぐるり…



その長い廊下に雨戸をしますから 雨戸の戸袋も幅がある

奥の方に収納された雨戸には 手が届きませんから

きっと内側に ちいさな引き戸になった窓があって

そこから雨戸を引っ張り出していたはずです

たぶん その頃からの トレンド で かつ ステータスだったんでしょうね

二階の部屋の照明は ガラスでできた まぁるいもの…









建て増しやら 何やら

まして 解体直前 ということで かなり痛んでますが

コレ 荻窪の ワタシが住んでいた家…

かつてあった門扉から玄関までに

飛び石で 敷石があって

庭石も 2つ ありました

玄関が広く 二階の窓が大きく 回り廊下で

その奥に トイレいや 便所…

もちろん ぼっちん…

回り廊下の 一番奥に廊下の照明のスイッチがあって

夜は怖くて 一人ではたどり着けません

きっと ワタシのじい様も

そういう家を建てたかったんでしょう

規模は 是清邸の 何十分の一ですけどね

応接室には ガスだけど 大理石で出来た暖炉があって

二階の部屋の照明は ガラスでできた まぁるいもの…




今は もう ないっす






おや イチジクですか



江戸風鈴も 涼しげに…




さて…



玉川上水を渡って バス停まで…

日陰を選んで歩きましょう













コメント (2)
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