南房総でkocchiが楽しむ自然との出会い!!

秋分・・・暑い日は減り代わりに冷気を感ずる日が増える。これからは、徐々に夜が長くなっていく。「秋の夜長」(二十四節気)

アヤメ科・・・アヤメ属の似た花びら

2020-06-04 21:24:53 | みんなの花図鑑
柔らかさがあって、リボンで作られたようなしなやかさのある、手芸品のような
花びらが素敵なアヤメ属(アイリス属)です。
日本では9種類程が知られ、そのうち7種類程が自生・分布しているそうです。
今年撮った花は、アヤメ(菖蒲)、カキツバタ(杜若)、ジャーマンアイリス、
ダッチアイリス、そしてジャガ(射干)の五種類でした。
撮 影:2020年4月中旬〜5月中旬


アヤメ(菖蒲、文目、綾目)  
別 名:かっこう花、など
自宅付近、山すその草むらで咲いていました。背が高く青紫色の花が目立ちました。
花びらが6枚あるよう思いましたが、その内3枚は外花被片(ガク)だそうです。




 
         



カキツバタ(杜若、燕子花)
別 名:カオヨバナ(貌佳花)、など           
田園の道沿いの田んぼの端で咲いていました。池や沼地などの湿地帯を好む品種。
5月の水辺を花で彩ってくれます。





ジャーマンアイリス 
別 名:ドイツアヤメ(独逸菖蒲)、ヒゲ(髭)アイリス、など
虹(Iris)の花(レインボーフラワー)とも呼ばれるように、色々な色彩の花を咲かせ
アイリスの仲間では最も華やかで、多品種のようです。









ダッチアイリス
別 名:オランダアヤメ(阿蘭陀菖蒲)、キュウコンアイリス(球根アイリス)、など
ジャーマン・アイリスより花が小振でシンプルですが、気品のある花のように思います。
やや乾燥した場所を好むようですので、いろいろな場所で咲いています。





それぞれの花びら模様
アヤメ、カキツバタ、ジャーマンアイリス、ダッチアイリスの特徴です。





シャガ(射干) 
別 名:コチョウカ(胡蝶花)、など
アヤメ科ではちょっと小さめの花ですが、一株に4〜5輪の花を付けたものもあります。
陽の当たらない木陰で咲いていました。





花の飾り物のようです