小日向白朗学会 HP準備室BLOG

小日向白朗氏の功績が、未だ歴史上隠されている”真の事実”を広く知ってもらう為の小日向白朗学会公式HP開設準備室 情報など

最近の戦争って、、、3

2022-03-30 | 白朗と私 会員思うままに・・・
ウクライナは近く落ち着くだろうとは思っているけれど、それにしてもメディアというか、マスコミというか、ジャーナリズムというか、ネツトメディアというか、当事国ではない日本のメディアの発信する情報がここまで劣化しているかと思うと、ちょっとげんなりしてくる。ここまでくると、意図的としか考えられないが、洞察力の欠如にはひどいものがあると思う。おかしいと思わないのだろうか。どこかのスポンサーが大金はたいてばらまき、どこかの大国の意向に合わせて同じことを言わせているとしか思えないありさまだ。・・・・アゾフ大隊というナチス張りの準軍隊?があるというくらいは報道しているが、彼らが何をしているのか全く報道していないで、隊長らしき人物の聞いていられないようなコメントを報道したりしている。ちょっとネット検索すれば彼らが何をしているのかはわかりそうなものだけれど。2014年のオデッサの虐殺でも大活躍したウクライナ“一般民衆”の活躍ぶりとか、ここ8年ほどのウクライナの動き位チェックしてみてください、というところだ。2021年11月ころからバイデンさんが具体的に行動を起こしていたようだけれど、その意を受けたか受けないか、ゼレンスキーさんもウクライナ保安庁(SBU)とナチス張りの準軍隊集団を使用して「民族浄化」の名のもとに親ロシア派の徹底的な粛清(虐殺ということか?)を準備して東部侵攻(国内なので侵攻は言わないか?)に着手する直前のことだったらしい。何がって、ロシアによるウクライナ侵攻が。それが2022年2月24日のことだったのではないだろうか。
 何でこんなにまでして戦争したがっているのか。・・・・1992年2月(ソ連邦崩壊のちょい後)アメリカ国防総省でウォルフォウィッツドクトリンという秘密文書?を作成している。秘密といってもニューヨークタイムズあたりで詳細を報道しているので一般に知られていることでもある。わかりやすく言えば「世界制覇計画」のようなものらしい。1992年3月8日のニューヨークタイムズでこんな文面が見られる。「その機密文書は、その地位が建設的な行動と十分な軍事力によって永続することができる1つの超大国によって支配された世界のためのケースを作り、どの様な国あるいは国のグループもアメリカの優位性に挑戦することを抑止する。」だとか、「世界秩序は、最終的に米国に支えられているという認識」だとか、「我々は国家主義ロシアでの民族主義者の反発や、ウクライナ、ベラルーシ、そしておそらく他の新たに独立した共和国をロシアに再び組み込むための取り組みから生じる、欧州の安定へのリスクを考慮するのを止めてはいけない」などなど。つまり、いってみれば、今回のウクライナ侵攻作戦はソ連邦崩壊のころから、一大国の果てしない野望というか「世界制覇妄想」の病魔に深く冒された“国家指針”に見られるように、すでに始まっていたと言えるのではないだろうか。(文責:吉田)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の戦争って、、、2

2022-03-24 | 白朗と私 会員思うままに・・・
 「ロシアと対立するウクライナのポロシェンコ政権も腐敗対策に躍起になっている。捜査当局は3月25日、国家非常事態局の局長と副局長を政府調達を巡る収賄の疑いで電撃的に逮捕した。政府の会合に出席していた2人が拘束される現場はテレビで実況中継され、汚職対策の進展を内外にアピールした。昨年2月の政変で腐敗したヤヌコビッチ政権が崩壊した後、現政権はクリーンな西欧型国家への変革を掲げて発足した経緯がある。」(2015.4.15日経新聞デジタル版)・・・・古ーーい日本経済新聞の記事の一節である。今から7年も前の記事だ。ヤヌコヴィッチを追い出してあとの親欧米のポロシェンコ政権当時のことである。その後も腐敗はなくなるどころかゼレンスキーは手も足も出なかったようだ。なぜだって。それは「既得権」という奴だろう。新興財閥だけでなく甘い汁を吸い続ける勢力が肥大化してきていたということだろう。加えてオバマ=バイデン=ヌーランド(戦争屋3兄弟?)体制のアメリカの圧力には目を見張るものがあったことも伝えられている。憲法まで変えちゃったみたいだ(・・・2019年2月7日に、ウクライナ憲法116条に「NATOとEUに加盟する努力目標を実施する義務がウクライナ首相にある」という趣旨の条文が追加された・・・)。つくづくアメリカの圧力ってすごいなあ、と思う。CIA大活躍のことだろう。けれども何かと思い通りにはいかないウクライナなのだ。そうこうして時とともに「緊張」は育まれ続けてきていた。
 そんなこんなで腐敗天国ウクライナが浮上してくる。差別や憎悪の増長とともに、なぜか主要メディアや国際社会がスルーしている2014年5月のオデッサの虐殺など印象的だが、そのころから南部(クリミア)や東部(ドンバス)でのドンパチはやむ気配がないという状況下で、ことし2022年2月24日ロシアが東部に侵攻したという。2021年終わりころからだろうか、特にバイデンさんの言動が勢いづいて、挑発に挑発を連発していた。2月に入った頃「ロシアは2月16日に侵攻する」、と断言までしていたことが記憶にある。アメリカ大使館スタッフ全員を退去させてしまいゼレンキスーを慌てさせてしまったということもあった。バイデンにとっては「ロシアが侵攻してくれなければ困る」ということを証明しているともいえる。そんな思惑は一応うまくいったようには見えているが、果たしてそうだろうか。
 マスコミのおかげもあって、おそらく世界の人々の多くは「ウクライナはかわいそうな被害者でロシアは悪辣な悪者」というイメージが定着しているようにも見える。昨日は日本の国会議員を前にしてオンラインではあるが「演説」までしているゼレンスキーさん、ご苦労様なことであるが、ここまでして「ロシアをやっつける戦争をしてくれ、できなければ飛行禁止区域を作るなどで手伝ってくれ」、「我々がもっと有利に戦争できるように応援してくれ」―――と叫んでいるとも聞こえる。「戦争」萬歳という訳だ。どこかで聞いた覚えはないだろうか。いつの日か耳にしたことがあるあの戦争謳歌の掛け声だ。それこそが自らは手を汚さないことを公言しているバイデンさんの望むところであろう。
 重複してしまうが、果たしてそうだろうか?。マスコミは歯牙にもかけないが、ロシアが言っている生物化学兵器のアメリカによるウクライナでの開発は本当にないのか。この点については、ヌーランドさん自身が開発施設の存在を認めてしまっているのだが(㊟)、そんなことを報じるマスコミは見られない。意図して真実から目を背けマスコミやネットでのマジョリティー言説を信じるととんでもないしっぺ返しを食らうことになるのではないかと思う。真実は意外なところにあるものだ。
 この間親しい友人とこんな会話を交わした「要は国と国の喧嘩でしょ。どっちがいいとか悪いっていうことじゃないよね」「喧嘩両成敗だよね」・・・すくなくとも、素直に見ると、マスコミの報道が大きく偏ってきていることがひしひしと伝わってきてしまう。やはり時間が解決するしかないのだろうか。はやく「話し合い」で停戦してほしいと思う。人命を大切にしなければ、と思う。白朗は毛さんにも蔣さんにも信頼されていたが、ゼレンスキーさんにもプーチンさんにも信頼されているような方はいないものなのだろうか。いや、バイデンさんとプーチンさんか・・・・(文責:吉田)
㊟・・・「ヌーランド次官は議会上院外交委員会の公聴会で、ウクライナが生物兵器を保持しているかとの質問に対し、「ウクライナには生物学研究施設があり、ロシア軍が掌握しようと試みるのではないかと深く懸念している」と語った。」(AFP BB NEWS 2022.3.9.22:09発信ワシントンD.C.)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の戦争って・・・

2022-03-18 | 白朗と私 会員思うままに・・・
 2月24日にロシア軍がウクライナ東部に「侵攻」したという。今日は3月18日だから23日目になる。結構長い時間の流れだ。この「侵攻」については連日テレビで流されているし、ネットでもいろいろと情報が乱舞しているし、情報過多の様相を呈して、いつものように実際何がどうなっているのかといった実相が逆に影をひそめてしまってきている恐れがあるのかなと危惧してしまうくらいだ。あえて言うことはないものの、2014年に始まっている事実上の「ウクライナとロシアとの紛争」の延長線上にある「侵攻」であり、2014年から当時は大統領ではなかったバイデンさん一党が何を仕掛け続けてきたかをちょこっと振り返ると、あの2月16日以前に極端に扇動していたバイデンさんの言動もよーく見えてきたりする。いままでの7年間以上に及ぶ東部での紛争だけでもPMCや諜報機関、失業対策での民兵雇用政策、それに各種兵器の提供等でいろいろな分野で潤ってきてはいたはずだ。でもここで一発大きく儲けようというインセンティブと選挙対策がマッチングして「侵攻」演出に至ったというシナリオかもしれない。実際、見えないジェノサイドが進行していたのかもしれない。バイデンさん一党の思惑はほぼ成功しているといえるのかな。ハンターさんを含むバイデンファミリー疑惑の火消しにもなっているし、加えて民間軍事会社にビッグビジネスチャンスの提供も実現している。もちろん、巨大な資本である産軍複合体には大きく貢献しているのだからせめて「選挙協力」くらいはしていただきたいと考えるのも無理はない。そうそう、「戦争」と言えば金融の動きが必須事項だ。金相場で儲けた人も結構いるだろうけれど、あらゆる金融商品が連動している。例の大きな金融筋がどう動いているのか、本筋の動きをぜひとも専門の方には御講義願いたいものである。・・・・・でもやはり心が痛む。アジアの平和を追求し続けた白朗を偲ぶときに、ロシアとウクライナのほぼ同じ民族の方々が敵味方に分かれて、しかも破格の報酬を出して外人部隊の応援まで取り付け戦っているのを見るのは悲しい限りだ。ジャベリンを一発発射するたびにいくらかかっているのか、ちょっと計算でもしてほしい。そのお金を別なところへ回すのもありなのではないだろうか。(文責:吉田)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

当サイトを徐々にブラッシュアップしていきます。

2022-03-14 | ーお知らせー
<小日向白朗学会事務局よりのお知らせ>
当サイトを少しずつですが、ブラッシュアップしていく予定です。会員各位にはこぞって投稿をお願いしていきたいと思っております。そして、小日向白朗が、つまり、「白朗の方法が」ということですが、今こそ必要とされるのではないか、といった問題意識を醸成していきたいと思います。各種資料等も積極的に公開していきたいと思っています。こうご期待。
白朗は、日本と中国が対立の様相を呈していたそのまたっただなかでアジアの平和に腐心したひとだったと思いますが、いまウクライナという場所で何が起きているのかを考えると、そろそろ、アジアの平和、ユーラシアの平和、そして世界の平和を意識して追求することが大切な気がしております。対立や緊張、敵意や殺意、憎悪や差別、諜報や謀略の世界から脱皮して戦争を糧として膨張しようとしている勢力の居場所を間断なしに抹消していき、戦争こそが最大の公共事業とうそぶく(もちろん表面的には平和主義者の仮面をかぶっていますが…)大物戦争屋たちのふるまいを断罪していかないと大変なことになるのではないでしょうか。あっこっちでマスコミやネットなどをフル活用して宣伝活動を展開しているのを見るとちょっとですが、背筋が寒くなってきます。ちょい昔のイラクやアフガン、ミャンマーなどとはちょっとレベルが違うよう“寒さ”を。・・・少しずつ少しずつですが、白朗を偲びながらそんなことを思うのです。(事務局から)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする