じゃんご酒屋の嫁っこ日記 ひなとFANKYな家族たち 2nd

秋田の小さな酒屋の嫁っこが始めたブログを夫が引き継いで書いてます。娘の事、日々の事、お酒の事を気ままに書いてます♪

おどぉちゃんの酒蔵通いで発見!

2010年01月06日 | 日本酒
おどぉちゃんだす

ここ数日、新政酒造さんに通っていて新政酒造だからこそ見れたことがあったんだす

麹室でのこと、古関さんと津田さんの作業を見ていて発見

あっ 振り方が違う


古関さんの麹菌のきり方が上から降りかけるスタイルなんだす
ブログの中でも何度か紹介しましたが麹菌のきり方で「秋田流」というのがあって麹菌の入った容器を下から上に振り上げ、空中に麹菌を撒くスタイルがあるんだす


新政酒造さんでは普段、森川さんが麹担当で麹菌のきり方も「秋田流」

実に面白い (ガリレオの福山雅治風)
考えてみれば古関さんは富山の酒蔵で酒造りを学んだ人なので「秋田流」のきり方でないの当然
一方、森川さんは秋田の酒蔵で酒造りを学んだ人で「秋田流」のきり方で無論当然

一つの酒蔵の中で二通りのきり方が見れるなんて日本各地から蔵人が集まっている「新政酒造さんならではの光景」ですね

さらに言うと古関さんと森川さんでは酒米の返し方、ほぐし方も違います

こんなバラエティーに飛んだ蔵人さん達が醸し出す新政酒造の日本酒、考えるだけで面白くなってきません
様々な流儀が絡み合い、伝統と若い思考と発想・行動力が造り出す今までに無い日本酒
祐輔さんがジョークで言っていた「新政酒造の造りはエンターテイメント

まさにどんなスゴイ日本酒が出てくるか分からない未知なる可能性を秘めた酒蔵さんだす


最新の画像もっと見る

コメントを投稿