菜の花日記

小さい喜びがあれば幸せ

埋み火(うずみび)・・・消さない情熱

2015年02月15日 | 日記
「昔の暖房器具といえば火鉢。炭を燃やして、暖をとっていました。

そして、夜になっても炭を消さずに、灰の中に埋めておいたのだそうです。

それを埋み火、または埋け火、埋け炭といいます。

灰の下で、静かなあたたかさを保ってくれる埋み火は、冷え冷えとした空気を、

ほんのりと和らげてくれる役目をしたそうです。

あなたの心の中の熱い思い。燃やし続けられないこともあるでしょう。

あきらめたり、どうしても続けられない事情ができたり・・・

でも、そんな時、すっかり消してしまわなくてもいいのではないでしょうか。

埋み火のように、そっと灰をかぶせておく。

そうすれば、心はほんのりあたたかいです。そして、いつかきっと、

赤く燃えさかる日も来ると思うのです」

外は北風が吹き荒れて、風の音を聞くだけで、身体の芯まで冷えてきそうです。

この文章を読んで、子供の頃を思い出し「ほんのり温かい気持ちが」わいてきました。

暖かい春が待ちどおしいですね。
コメント (4)
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