子供の頃から恵まれない環境に育ったので、新しい本などは買ってもらえなかった。
とは言っても戦後はみんな貧しかったので、学校の図書室で借りた本を読むことが多かった。
童話集はほとんどを読み漁った。大人になってからも子供の本を借りたりしていた。
本を読みたい時期が有るような気がしていた。40代の頃、子育てや母親の介護、自分のパートの仕事などで目の回る忙しい日々、少しの時間があれば本を読んでいた。難しい本は避けていた。もっぱら推理小説、時代物特に山手樹一郎が好きだった。そうそう吉行淳之介も好きな作家でした。息子は電子図書を勧めるけれど、私は紙の本が好きだ。最近は目も疲れやすいし、同じ姿勢を保つのが辛いのでついついテレビのお世話になる。
昨夜、珍しく三男から電話があり私の様子を聞いてきた。ありのままを答えて、こちらからも息子と家族の様子を聞いてみた。勤め先が東京なのでコロナの感染が心配だった。ワクチンの接種はまだ済んでいないと言う、私みたいな年寄りが接種出来て、順番が違うな~、なんだか申し訳ないような気がした。
長男も地元藤沢での予約が取れなくて、東京へ出向いて1回のみ済んだと言う。そう言えば同居している次男もこれからだ。どうかコロナに感染しませんように心配やら祈りたい気持ちです。