子供の頃は乗り物酔いがひどくて、何処へ行くのも歩きがいいと言っていた。大人になり乗り物酔いを克服してからは路面電車、山手線を頻繁に乗るようになった。出来るだけ1両目の運転手の見えるところに立って線路を見続けている。時には女性の運転手さんを見掛ける。靴を脱いで箱の上に足を乗せて運転している事を見掛けた。これっていいの?
もう15年位前の事、クリスマスの日夫は施設にお泊り。毎年の事だが家に一人、街はクリスマス・ソングで賑わっている。こんな日は電車に乗りたい。決めたら早いのが私のわがまま。東上線に乗り、池袋で山手線に乗り換えて、上野周りで景色を楽しんだ。1週を1時間で池袋に戻って来た。行く当てもなく降りるのも面倒でそのまま座っていた。外は薄暗くなってきた。なんだか淋しさを感じたが、そのまま上野、有楽町を通り越して新橋で降りてしまった。丁度駅前にSLが展示されていた。C11292だと思うのだが?。カメラに収めてまた電車に乗り、いつの間にか夜になっていた。我が家の最寄り駅に着いたときは21時に、駅のコーナ-でケーキとお寿司をを買って私の気まぐれな1日が終わったのです。