子供の頃から父親の影響で、いつも百人一首で遊んでいました。
最近「阿刀田高」氏の「恋する小倉百人一首」のエッセイを購入したのです。
一首ずつを阿刀田氏流に解説されていてとても面白いです。
百人一首は、恋の歌が半分を超え、残りの半分を秋の歌とその他に分けられます。
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に
雲がくれにし 夜半の月かな (紫式部)
・・・もう一生会うこと、ないのか・・・と
覚悟していたのに、たまたま”めぐり逢って”しまったのだ。
おどろき、なつかしさ、身じろぎもせずに見つめるうちに、相手は月影の闇に消えてしまった。
いい歌だな・・・阿刀田氏はいう。
美しい言葉の表現にふれて、豊かな心がはぐくまれれば先人も喜ばれることでしょう。
父親が好んだ歌は
由良の門を 渡る舟人 かぢををたえ
ゆくへも知らぬ 恋の道かな (曽根の好忠)
私は「蝉 丸」が大好きで
これやこの 行くも帰るも 別れては
知るも知らぬも 逢坂の関
秋の夜長を楽しむには、古人の詠んだ歌を紐解くのも面白そうですね。
どうしても通らねばいけない処でした。
期せずして好きな歌が合いましたね。嬉しいです。
子供の頃から意味も解らずに蝉丸大好きで
この歌だけは外すことなく「散らし取り」をしました。
琵琶湖へボート乗りに行かれたんですね。
琵琶湖は2度尋ねました。
初恋の人が琵琶湖近くに住んでいました(笑)
懐かしい思い出多い滋賀県です。
学生の頃、古典の時間は、
お昼寝の時間でした。
今、もう少し真面目に
やっとけばよかったと、
後悔しています。
素敵な歌、沢山あったのに。
楽しい学生生活を送られたようですね(笑)
今は小4から「百人一首」が国語?かしら
勉強しているようです。
お孫ちゃんのために今から準備するのもいいかも(*'▽')
家にもかなり古いかるたが有ります。
処分に困るひと品です。
孫たちはゲームかトランプ遊びが好きです。
ちょうどその後ろが昨年秋の豪雨で崩れてしまいました。
脇を走る京津線の線路内にも土が流れ込み大変な被害が出ました。
未だにブルーシートで斜面を覆い土囊が並んだままです。
訪ねてみたい土地もあります。機知を効かせて、技巧的なものも多いですね。
好きな歌もたくさんあります。子供の頃は、お正月と言えば百人一首でした。
機会があれば、本屋さんでちらっと開いてみます。
昔の人が景色を見て歌を詠んだ頃とは大きく変わり、
昔の歌人が見たら嘆くでしょうね。
唯一手元に残された百人一首、私が物心ついた時から
有るもので、亡き父親の思い出のかるたです。
本に関してはアマゾンの中古本から購入することが多く、
258円でポストに届きます。