続々強子の部屋

思いつくまま、気の向くまま、書いています。

父の日

2024-06-16 17:27:30 | 遠い昔

今日は父の日でしたね。

私の父は履き物商でした。律儀な父の作った履き物を

職人さんが褒めてくれたそうです。

私は父の48歳の子で溺愛してくれました。もう戦争の影響で

物資が少なくなっていた頃、新し屋 というモダンな店で可愛い

毛皮が首に付いているコートを買ってくれました。

お店のご主人や店員さんが、べっぴんさん!と言ってくれて得意になって

帰ってきました。母がそれを見て、なんて贅沢なッと怒りました。

もし返すなんて言ったら~私は脱がないでいました。

両親の喧嘩が収って私はほっとしました。

兄が出征の家族写真に私の可愛いコート姿が残っています。

父は61歳で亡くなりました。東京医科歯科大学に入退院の後

自宅でなくなりました。あの頃医科歯科大学の若い先生が

往診してくださいました。青柳先生でしたあの頃流行の青い背広を

お召しの素敵な先生でした。

父は兄が戦争から帰ってきて、店の跡継ぎになりました。安心して

亡くなったと思います。

 

冷蔵庫でしぼんでいた人参を瓶に入れて根が出て,地植えしました。

花が咲きました。

大好きな水引、

金冠、金環と間違えていました。買った時は結構な御値段でした。

浮き雲錦。

パートナーを待つひよさん。

 

コメント (6)
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