2014年に入ってこれで3回目のシングルの気温になる。
アメリカの気温は、摂氏ではなくて華氏なので、ちょっと感覚が違う。
水が凍る0℃の温度は、華氏だと32くらいになる。
普通は、寒くても20を下がらず、今日は冷えるなという日は20を少し切ってるくらい。
この華氏で10度を下がると数字が一桁になるのを、こちらではシングルディジット
などと天気予報ではよく呼んでいる。
アメリカに来て、20数年、ニューヨーク近郊のアメリカの冬は、20回以上経験しているはずなのだけど、
今年の冬ほど寒い冬は、私の記憶にないような気がする。
シングルディジットになるのも、久しぶりだと思う。
知人がアメリカに来て10年になるけど、気温が一桁になったのを初めて経験したと言っていたから
ここ10年、ここまで気温が下がった年はなかったという事になる。
そのシングルディジットになる週が、今年に入って今週で3回目。
要するに、ほぼ毎週北極なみの寒さに襲われている事になる。
ここで言う華氏10度は摂氏マイナス12℃くらい。
シングルになる日は、マイナス12℃以下に冷え込むと言う事。
ここいらは、それでもまだいいほう。
シカゴなどの内陸部は、華氏でマイナスになってるから、摂氏マイナス30℃なんていった世界だ。
一番寒かった年明けの2週目、摂氏マイナス16度(華氏5度)と車の温度が表示されるのを見て思わず笑った。
先週の水曜日は、その時よりも1~2度高かったけど、風があったので体感温度はその時よりも寒かったはず。
今晩から寒くなる今度の寒波は、フロリダ当たりまで下がりこんで、テキサス近郊にも雪を降らすと言っている。
気温が華氏5度まで下がった日。天気予報で危険な寒さと書いているのが見える
(テレビのニュースの帯)
1月の2週目の寒波、朝出かける時の車に表示された気温(摂氏で)
先週の寒波は、2日連続朝がシングルディジットとなった(テレビの天気予報)
上の気温が日中最高気温、下の気温が最低気温
明日はシングルの朝になりそう。
こんな寒さも、2月の声を聞く頃には、暖かい日が少しずつ増えて、その頃には今積もっている雪も解けてしまうだろう。
そうなると今度は、寒かった時のことも忘れ、
もう1回くらい雪が降らないかななどと、冬の凍てつく寒さを懐かしがったりするのだから、人とは単純なものだなとつくづく思う。
こんなふうに思うのは、私だけではないはず。
口を開けば虫歯が痛くなるような冷気の中を、ブーツに手袋、何重にも服を着こみ、
目の下までマフラーを巻き上げて、降り積もった雪道を歩く時、
自然と対等に生きてるという生身の自分を実感する。
アラスカや、カナダの北部で生活する人が聞いたら、鼻で笑われそうだけど
夏の熱い日差しの中よりも、凍りつく冬の寒さの中にいる時の方が、自然が凄く切実に身近に感じて、
生きてる実感であふれる。
私は、夏よりも寒い冬の方が好きだ。
そういえば、先週末、少し気温が上がった日の夕方、家の玄関前にある花壇の隅に
クロッカスが2センチほど、細い緑の葉を出しているのを発見し、
こんな寒さの傍らでも、春が来る準備が滞りなくすすんでいるんだななどと思った。
寒い冬も、あとそう長くない。
アメリカの気温は、摂氏ではなくて華氏なので、ちょっと感覚が違う。
水が凍る0℃の温度は、華氏だと32くらいになる。
普通は、寒くても20を下がらず、今日は冷えるなという日は20を少し切ってるくらい。
この華氏で10度を下がると数字が一桁になるのを、こちらではシングルディジット
などと天気予報ではよく呼んでいる。
アメリカに来て、20数年、ニューヨーク近郊のアメリカの冬は、20回以上経験しているはずなのだけど、
今年の冬ほど寒い冬は、私の記憶にないような気がする。
シングルディジットになるのも、久しぶりだと思う。
知人がアメリカに来て10年になるけど、気温が一桁になったのを初めて経験したと言っていたから
ここ10年、ここまで気温が下がった年はなかったという事になる。
そのシングルディジットになる週が、今年に入って今週で3回目。
要するに、ほぼ毎週北極なみの寒さに襲われている事になる。
ここで言う華氏10度は摂氏マイナス12℃くらい。
シングルになる日は、マイナス12℃以下に冷え込むと言う事。
ここいらは、それでもまだいいほう。
シカゴなどの内陸部は、華氏でマイナスになってるから、摂氏マイナス30℃なんていった世界だ。
一番寒かった年明けの2週目、摂氏マイナス16度(華氏5度)と車の温度が表示されるのを見て思わず笑った。
先週の水曜日は、その時よりも1~2度高かったけど、風があったので体感温度はその時よりも寒かったはず。
今晩から寒くなる今度の寒波は、フロリダ当たりまで下がりこんで、テキサス近郊にも雪を降らすと言っている。
気温が華氏5度まで下がった日。天気予報で危険な寒さと書いているのが見える
(テレビのニュースの帯)
1月の2週目の寒波、朝出かける時の車に表示された気温(摂氏で)
先週の寒波は、2日連続朝がシングルディジットとなった(テレビの天気予報)
上の気温が日中最高気温、下の気温が最低気温
明日はシングルの朝になりそう。
こんな寒さも、2月の声を聞く頃には、暖かい日が少しずつ増えて、その頃には今積もっている雪も解けてしまうだろう。
そうなると今度は、寒かった時のことも忘れ、
もう1回くらい雪が降らないかななどと、冬の凍てつく寒さを懐かしがったりするのだから、人とは単純なものだなとつくづく思う。
こんなふうに思うのは、私だけではないはず。
口を開けば虫歯が痛くなるような冷気の中を、ブーツに手袋、何重にも服を着こみ、
目の下までマフラーを巻き上げて、降り積もった雪道を歩く時、
自然と対等に生きてるという生身の自分を実感する。
アラスカや、カナダの北部で生活する人が聞いたら、鼻で笑われそうだけど
夏の熱い日差しの中よりも、凍りつく冬の寒さの中にいる時の方が、自然が凄く切実に身近に感じて、
生きてる実感であふれる。
私は、夏よりも寒い冬の方が好きだ。
そういえば、先週末、少し気温が上がった日の夕方、家の玄関前にある花壇の隅に
クロッカスが2センチほど、細い緑の葉を出しているのを発見し、
こんな寒さの傍らでも、春が来る準備が滞りなくすすんでいるんだななどと思った。
寒い冬も、あとそう長くない。