感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

アメリカのトイレ事情を考える

2020-03-27 | 日々思うこと

家は6人家族には狭く、リビングは半分潰して部屋にして足らない部屋数を増し、バストイレは一つしかないと言う、普通のアメリカの家庭よりはるかにコンパクトな暮らしをしている我が家で、人様に自慢できるものがあるとしたら、それは”トイレ”かもしれない。

うちのトイレにはいわゆる「ビデ」と言うものが設置されている。

アメリカの家庭でビデがどれ程普及しているか、実際の数字はしらないけれど、日本のそれに比べるなら、相当少ない割合である事はまず間違いないはず。なぜなら、過去にたずねた色々な家庭で、ビデの備わっている家庭は1軒もなかったからだ。

個人の家庭以上に、公衆トイレにおいては、皆無なのではないかと思っている。高級ホテルになれば、多分、設置されているかとは思うけれど、泊まる機会もないのでそこのところはわからない。今まで利用してきた三ツ星程度のホテルにおいては、ビデの設置は皆無である。飛行場、駅、公園、ホテル、デパートにしても然りである。

日本の実家に行けば、そこが片田舎であっても、年寄りだけが二人で暮らす所帯であっても、ビデがある。訪ねた家の先々で、ビデの設置されたトイレを利用することになった。町の小さなスーパーのトイレにまでビデがあって驚いた。

コロナの騒動で今も、このあたりでは、トイレットペーパーの品切れ状態が続いているらしい。数日前も、ターゲットの棚は空だったそうだ。

長男が「うちはビデがあるから、紙がなくてもそんなに困らないよ、」と口にする。彼はビデを至極愛用している。旅行で家を空けた時などは、早く家に帰って家のトイレを使いたいと言う彼の言葉に、失笑したものだ。

若いころから便秘気味で、おしりの状態が決して良いとは言えない私自身も、毎朝トイレに座る時間を楽しみにしている。

ビデ様様だ。

 

知人が勤める浄水器専門のコーウェイと言う会社で扱っているビデを設置したのがかれこれ1年以上前。今思っても、良い買い物をしたと思っている。毎朝使うたびに、私はその思いをかみしめている。毎月レンタル料名目の数十ドルを払って2年か3年のレンタル期間で、年に1回定期検査もしてくれる。レンタル期間が終われば、割安で期間延長もできるらしい。

こんないいもの、どうしてアメリカの家庭ではあまり普及しないのか、不思議でならない。

 



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