産業道路
昨日は昼間、外気温度が+14度まで上昇し
何なんだ!
一気に首都近辺は根雪が融けて湿度のある空気が漂う
我が家の窓からも眼下を走る産業道路を横切る石炭貨車を写せる時期になった
日常社会と爺さんの生活時間が合わなく定時に走る石炭貨車も久しぶり
火力発電所の白煙も厳寒期時とはうって変わりノンビリ気分に見える
人間の脳は不思議である
日本じゃ見られなくなった
我が家からノンビリ眺める景色が好き!
こんな時間に感謝である
序にクレーン貨車
子供と同じで石炭貨車を眺めるのが好きである
三つ子の魂百まで
言えてます
私が子供の頃、当たり前に見ていた石炭貨車
それもD-50・51だと思われる蒸気機関車たち
独特の唸り声と鉄の機械が動いているという迫力
地響きと空気を引き裂くような機関車の吐く水蒸気の迫力
石炭貨車を数えるのが子供たちの楽しみだた
50貨車などザラで途中で数が分からなくなることもあった
日本の基幹産業時代の最盛期から末期までを
子供時代として生きてきた団塊世代
あの独特の音と匂いが好きだった
ディーゼル機関車に引かれる石炭貨車の記憶がない
ディ―ゼル機関車は石油産業の申し子である
爺さんの子供時代は
あくまで蒸気機関車の振動と匂いしか記憶にない
トンネルに差し掛かると窓側の人が一斉に窓を閉める
人間自動式ドアの開閉作業は楽しかった
時々、KYい人や眠りこけている人の窓から
白粉ならぬ黒煙粉に列車内が騒然とする
誰からともなく怒声が響き渡る
KYい人などうつむいて済まなそうな仕草に
周りの怒りの目が矢のように刺さるのを
子供心に見ていた
思い出しても懐かしい石炭貨車の姿