馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

自然界の実態を見る

2019-01-10 08:48:50 | 首都散策・風景・冬期

朝日を受け

連日、早朝から首都を徘徊する羽目になる
河川敷の氷は上流からの水で水嵩(かさ)が上がり

水は忽ち凍結し氷となす
氷に閉じ込められた

公共物に被害を及ぼす勢いである
公共物の管理が疎かなので心配である

  

そういうことを思いながら野生動物の生息状況を
観察するのも楽しみの一つである

朝日を背中に受け氷上を下流域(鉄橋)と向かう

生き残れるか

  餓死だろうか

ビール工場側の土手には地リス・タルバガンの無数の
横穴が点在している(小は10㎝・大は20㎝程の小動物)

見渡すと枯草も枝だけで枯れ葉も実生もない

一番の問題は厳寒期に入り水が枯れず増水し
動物の第六感おも狂わず増水で夏場に厳寒期用の

枯草を貯蓄していた棲み処が氷の下に水没したのが原因だろう
増水し凍結を繰り返したので棲み処を追われた

食糧難と寒さで餓死

野犬や人が捕獲したのであれば死骸はない(持ち去られる)
増水の原因はここ二年程の住宅地の増加

高層住宅ビルの増加と生活排水の処理しか考えられない

死ぬか

  

正月三が日の夕方に見たのであるが
目出度い日なので見て見ぬふりをしていた

たまたま
昨日、地リス・タルバガン?の餓死を見つけたので

自然界の現実を伝えるしかないので記事にした
子犬で乳離れしたばかりの子犬である

状況から見ると親子で狩りをしに来たが
狩りが出来ず子犬は憐れにも行き倒れ

現場にはもがき苦しんだ痕が残されていた
これが自然界の本当の姿である

苦戦中?

    

河川敷から線路内へ出ると線路内ではポイント個所を
保線区員さんたちがレール異常個所を懸命に補修中であった

夏や秋には異常が出ない個所の補修作業
レール下に敷き詰めてあるクッション材(ベニヤ板)の取り換え作業

日本は場所によって何種類かのクッション材を使用している
寒冷地でない場所は硬質ゴムとか金属類を使用するとか

私が子供の頃はコンクリート支柱には枕木の下とコンクリートの間に
鉛板がクッション材で使用されていた

当時のワル餓鬼どもは喧嘩だけではなく知恵も有った
子供心に傍で見ていると

レールと枕木の圧力ではみ出した鉛を肥後ナイフで削り取り
空き缶で融かし鉄砲玉を作り雀撃ちに使っていた

餓鬼は雀をおやつ代わりにしていたのである
これはあくまで私が見た光景です

氷柱

      

3地区を徘徊し雑用が増えたので首都中心地まで足を延ばす
帰りは徒歩で帰宅ですから直線最短コースを選ぶ(斜め歩き・横切り)

其処にはレーニン広場があり広場にはクリスマスツリーと氷柱が残っていた
学校帰りの子供達や幼い子供連れの親子が氷柱で遊んでいた

自然界からのプレゼントである
天然遊び台である(トナカイの馬車・氷の滑り台・モニュメント等)

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