回遊魚

主に政治ブログを回遊し、簡単に紹介していきます。基本コンセプトは「護憲」です(^^

ソマリア派遣、戦争したがりの馬鹿ども! (2)

2008-12-27 09:38:27 | Weblog
 先の記事アップ後新聞を読んでいたら、
「政府はアフリカ東部ソマリア沖の海賊対策をめぐり、海賊を犯罪行為と位置づけて自衛隊に公海上での取り締まり権を与える一般法を制定する方針を固めた」とあった。
 これではまるで愚かなブッシュと同じ発想ではないか。日本はアメリカに変わり「世界の警察」になるとでも言うのか!
 ブッシュのアメリカは世界から尊敬される国家となったのか?

 そもそも海賊は日本の何という法律に反する犯罪で、その海賊は日本のどこの領域に出没するのだ。ソマリア沖?公海?
 なら国連だろう!なぜ自衛隊がのこのこしゃしゃり出なければならないのだ。いくなら海上保安庁というのが我が国の本来のやり方だ。かつてマラッカ海峡で海上保安庁が海賊対策に貢献したという記憶も新しいはずだ。
 海賊を犯罪行為という前に、自衛隊が日本の領域を離れて何らかの行為をすることはまぎれもなく「憲法違反」だろうが!!

 日本はいつから憲法を軽んずる国になったのだ。
 憲法に従うなら、日本はソマリアに対して、海賊が生まれる背景にある経済や教育問題にできる限りの援助をするということだ。これでは軍需産業は飯が食えないが、日本国憲法はそう言う立場を日本が取ることを世界に宣言しているのではなかったか。

 

ソマリア派遣、戦争したがりの馬鹿ども!

2008-12-27 09:13:14 | Weblog
 年末のどさくさにきな臭い話が持ち上がっている。
 国民に全く支持されていない政府は、ソマリア沖の海賊対策に海上自衛隊の護衛艦を派遣させる気だ。
 この自衛艦はもちろん「おとり」、海賊を刺激して攻撃させるためのおとりだ。この海域に自衛艦が出向くと言うことは、標的にどうぞと言っているようなもので、攻撃させるために派遣するものだ。
 今時の海賊はロケット砲や高速艇で武装しているから、彼らに攻撃させいつものようにマスコミを使い、その被害を大げさにアピールしてさらなる法整備を狙うための「おとり」派遣だ。もちろん自衛隊がどんどん動きやすくできるための法整備、戦争へ向かう法整備だ!!
 今の時代の閉塞感、来年はさらにそれが強まるのだが、実は好戦家にとっては願ってもないチャンスなのだ。彼らは狡猾にその準備をしていると言うことだ。歴史に学ばない多くの国民(いわゆるB層)は好戦家やマスコミの浅知恵にまんまとはまりやすい環境となるだろう・・・。

 さて、ソマリア派遣、こう言えばその意図がはっきりするだろうか。
 これはヒゲの違憲議員、佐藤正久参院議員の「自ら戦闘に巻き込まれ、応戦するつもりだった」を実現させる、極めて危険な行為だということが。