「傍論だ。判決は勝った」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080418k0000m010070000c.html
またまた「傍論」などという専門用語だ。
大阪高等裁判所の判決での小泉の靖国神社参拝を違憲とする判断が「傍論」として記憶に新しい。
「傍論」という専門用語の意味は理解していないが、主文ではないと言うことで、あたまからそれを無視する小泉や今回の福田の姿勢はいかがなものか。
何からも束縛されず憲法のみに照らして、ことの判断をする裁判官とてさまざまな圧力があるはずだ。あからさまな恫喝はないにしても、これからの自分の、裁判官としての職を全うする上でのいくたあまたの障壁を意識するのは人として当然のことだと思う。そんな中で判決文を練っていく裁判官の葛藤も想像できる。
そこで思うのだが、「傍論」は裁判官の良心の吐露ではないか。
いや、すべて推論の世界の話になってしまうのでここで止めよう。
ついでなので言っておくが、私は今更自衛隊が違憲だからすぐさま解散せよとは言わないが、自衛隊が日本の領域から一歩でも出たらそれは憲法違反であるという立場だ。その意味では今回の判決はやはり不満だ。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080418k0000m010070000c.html
またまた「傍論」などという専門用語だ。
大阪高等裁判所の判決での小泉の靖国神社参拝を違憲とする判断が「傍論」として記憶に新しい。
「傍論」という専門用語の意味は理解していないが、主文ではないと言うことで、あたまからそれを無視する小泉や今回の福田の姿勢はいかがなものか。
何からも束縛されず憲法のみに照らして、ことの判断をする裁判官とてさまざまな圧力があるはずだ。あからさまな恫喝はないにしても、これからの自分の、裁判官としての職を全うする上でのいくたあまたの障壁を意識するのは人として当然のことだと思う。そんな中で判決文を練っていく裁判官の葛藤も想像できる。
そこで思うのだが、「傍論」は裁判官の良心の吐露ではないか。
いや、すべて推論の世界の話になってしまうのでここで止めよう。
ついでなので言っておくが、私は今更自衛隊が違憲だからすぐさま解散せよとは言わないが、自衛隊が日本の領域から一歩でも出たらそれは憲法違反であるという立場だ。その意味では今回の判決はやはり不満だ。