回遊魚

主に政治ブログを回遊し、簡単に紹介していきます。基本コンセプトは「護憲」です(^^

核武装で日本を守る前に、原発で日本が滅びる!

2011-05-26 21:11:08 | Weblog
ということだ!

今、日本に突きつけられている最大の選択肢にはそういう落とし穴があると言うことに、

一部の旧与党議員も気づいていると言うことだろう。



誰もはっきり言わないのでここで簡単にまとめておく。

原発の目的、原発建設が推進される理由は、

電力の確保ではないし、ましてや地球温暖化防止のためでもない(ここで騙される人間は「愚民」として、権力の餌になるだけの犬死をしないようにこれから心がけるべきだ)。

そして、原発建設に伴う利権を漁る輩の相互扶助制度維持でもない。
 ただしこれは、「愚民」を操ろうとする一部の腐れ官僚や曲学阿世の徒にとっては一義的な目的となる場合もあろうが・・・。



そして、本来の目的、

日本に原発を設置し、運用することを目指した中曽根らの本来の意図は、いうまでもなく日本の核武装だ。

それを支持する勢力が、原発推進を言うのは論理的には理解できる。

ただし、それを前面に出して国民の支持が得られるかどうか。それをしないのは民主主義を逸脱している。最もその勢力はそれを承知でやっているのだからどうにもなるまい。
やつらは、本心から日本にとって核武装が必要だと信じきっているはずだから。

(もちろん、それに伴う利権に喰らい尽きたいという三流政治家も多いのだろうが)

で、ここで確認したいことは、

この時代、この地政学的な条件の中で、日本の核武装が必要だと真摯に考えていた人の中にも、今回の福島の事故でその路線に疑問を持つ者もでてきているのではないか。

それは、表題にあるとおり、

そんなことをしている前に、日本が原発事故で滅ぶ可能性もあると言う危機意識、まっとうな危機意識が芽生えている可能性があると言うことだ。



それを承知で、原発を(たとえば地下に?)推進しようとしている者らは、民衆のことなど何も考えていない、自分たちの利益、自分の薄っぺらな政治的立場を守るだけの、

我々の敵だ!





日本の核武装で得られるもの

そのために失うもの

どちらを守るか



その選択が迫られている。そのための議論が必要だ!











平成の踏み絵 橋下の暴挙

2011-05-26 06:05:54 | Weblog
日経新聞から、
>地域政党「大阪維新の会」の府議団が5月議会に提出を目指す君が代斉唱時に教員の起立を義務付ける条例案について、大阪府の橋下徹知事は16日、「(起立しない教員は)絶対に辞めさせる」として、強い姿勢で臨む考えを示した。府庁で記者団に語った。


 あいかわらずだ。衆愚の首長がわめいている。

 もちろん、

 教員は府の条例に従わなくてはならない。
 教員は法律に従わなければならない。
 
 しかしそれらが相反する方向に向いた場合はどちらに従うべきか。
 言うまでもなく法律が優先する。
 教員が守るべき法律、教員に対する至上命令、それは「教育基本法」をおいて他にはない。。

 第10条 教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行
    われるべきものである。 

 橋下、「大阪維新の会」など、一部の下劣な勢力の言うがままに教育を行うことは、教育基本法に反することになる。
 唱和22年に制定されたこの法律は、まさにこのような邪悪な権力の濫用から教育を守る防波堤として制定されたものだ。

 橋下が生まれる前に制定された法律だが、廃棄されるまでは、橋下よ、守らなければならないことぐらい知っているよな。