日々のメモ帳

日常生活での、ちょっと気になった事や、面白かった事などメモしていきます。

『国家ビジョン』が見えない日本

2023-04-05 15:15:13 | 日記
最近『メモ』の更新が進まないままとなっているが・・これを受けてか・・
友人が、大学で心理学を教えておられた、御年90歳の先生を紹介してくれた・・
昨日、この友人を含め、数名の仲間と共に、ご自宅を訪ね『コーヒー談義』を
行ったが・・これまでの『モヤモヤ』が、少し晴れたような気がしてきた・・・
+*+**+**+
この先生とお会いする前、友人から、小生の『雑メモ』を紹介していたようで
これを読んだ、ご感想なのだろうか・・・開口一番、
昨今、あまりにも『『ビジョン』という事が失われている』との、お言葉が・・
先週末からの『入社式』や、最近の『国政』、さらには『賃上』などを見ても・・
『これから、どうありたいのか』という、『ビジョン』が見えていない・・・
『目先の事だけ』。言葉は悪いが『場当たり的』でしかないようにも思える・・
このままだと・・・『日本は消えてしまう』・・との『危機感』を、示された。
小生が『MEMO』に残した『AI活用』『ChatーGPT』さらには『バーチャル』を
ドンドン進める事はいいが・・この『目指すもの』『こうあってほしい』という
『絵』『ビジョン』がないままでは・・・
『結果論の世界』『夢が積みあがる世界』となってしまい・・・
勝手な『ロボット頭脳』が『正解』を導き出すことだけになる・・とのご意見も
少し『哲学』めいた話になりかけたが・・・
続いて、これも、これまでの仲間で話した事を、見て頂いた事からだろうか・・
『国家ビジョン』という話題へ切り替えられた・・・
今、政府は『次の世代の構築』へ向けた、『異次元の少子化対策』を掲げ・・
これまでの『少子高齢化対策』『子育て世代』をさらに進めようとしており
さらには、『ウクライナ侵攻』や『台湾有事』などを受けての『防衛力強化』
など・・・お金のかかる『政策』を進めようとしているが・・・
この『原動力』となる『資金調達』をどうすべきなのか・・・
『戦後』、日本の『高度成長期』には・・・
『復興』という『ビジョン』が、『国民』に明確に伝わり、
後先逆かもしれないが・・『重工拡大』・・販路拡大のための『輸出展開』
という『ビジョン』から 『ミッション』を得『オペレーション』『Plan』を導きだし、『日本』を発展させてきた
この『前提』には、『日本は資源のない国』であり、『加工貿易国』しかない
このために『世界で売れるものを考える』という、『具体行動』を起こした
・・・ただ・・・これも『バブル崩壊前』位から、少しおかしくなった
この原因として考えられるのは、『自動車摩擦』や『半導体交渉』を受け・・
日本の『国家ビジョン』を書き換えなかった事が、最も大きい因子かも・・・
そして、『平成』以降、ますます『国家ビジョン』が見えず・・・
これを受けての『政策』・・さらには『企業ビジョン』も、失われている
今後、この『国家ビジョン』をどうすべきかは、悩ましい所であるが
まずは、『国家原資』を、どう『確保』するか・・・ このため・・
今の様に、無手勝に『グローバル展開』するのか、それとも足元を固める
『内需主導型』『国内回帰』・・そして、ここでの『産業』をどうするか
たぶん、こうなると『食料立国』などの『ビジョン』『絵』が描けるかも
まだまだ『世界』は『拡大』するはずだが、食べるものは『不足』する
このための『農産物輸出』。主食の『コメ』と共に、『冷蔵加工野菜』
いままでの『工業製品』の中で、『農業資材』や『高度肥料』『農薬』
さらには『ヘルス産業』への『医薬品』・・・・
この『50年間』で失った『国家ビジョン』を、今一度『再設計』が必要
日本が『高度成長期』に『策定』の『国家ビジョン』は、今や『中国』
少し進め方に違いはあるが・・『ビジョン』を受けての『ミッション』『オペレーション』が
『国家主導』ではあるが、『ビジョン』として求める『どう生きるか』
考える前提の『ミッション』[国の目標] は・・・
『豊かな生活を享受するため』として、明確に示されているからであろう

ただこの『ビジョン』も、正しくなければ、ロシアのように『野望』
そして、もう一つこの『ビジョン』を推し進める中で、重要なことは・・・
『見直し』『再構築』という事であろう・・・これは『全世界』の課題
ドイツは『国家赤字解消』という『ビジョン』で、『中国』『ロシア』と
『国家交流』を行い・・・それなりの『実績』も得たが・・・時の
『政権』の『権力者』が変わると、『ビジョン変更』『ミッション変更』
も必要となり・・これを『熟慮』し『柔軟対応』させる必要はあるが・・
新たに示された『ビジョン』を、関連先に明確に伝える事が重要・・とも
*++**
こんな話が進む中・・仲間たちから『日本の国家ビジョン』とはなにか・・
東北地震の頃、政権逆転時、『国家戦略会議』が開催されており、その後
『成長戦略会議』。そして現政権では『新しい資本主義実現本部』などが
設置された記憶はあるが・・・明確に示されていない・・との、話題も
元エンジニアの感想として、この先生が話されている・・・
『何をどうする』。究極は『我々の生きる糧』『お金』と『食』であろう
今、政府が主導し、企業が進めている『SDGs』も、未来を考える必要が
あり、『半導体再構築』なども、これからの『産業』を支えるためには
重要なのかもしれないが・・もう少し先の『ビジョン』が見えてこない
『半導体』が『自動車』には必要と言っても・・『どこへ売るのか』
まずは、先生が話されている・・これからの『日本』という『ビジョン』
『輸出拡大』『日本技術での海外生産』が、まだまだ『拡大』するのか
『グリーンイノベーション』も『5G・ドローン・自動運転』とは言うが
根本的な『ビジョン』から『食の安全保障』や『農製品輸出拡大』という
具現化した『ミッション』『オペレーション』とはなっておらず、『労働力』は『未議論』
・・・たぶん、このあたり、『ビジョン』まで遡れなかった事が・・・
これまでの『ワイガヤ』で詰まらなかった事なのかもしれないとの意見も
今、大手企業も、中小企業も取り組んでいる『SDGs』からの『ESG経営』
さらには『TPM活動』など・・『ビジョン』があっての事なのだろうか
この『ビジョン』から『全社方針』『中期経営計画』などが策定されるが
もし『ビジョン』が『前世代的』であれば・・ここからの、見直しも必要
であり、明確に示されてなけれなば・・・うわべだけの『環境経営』
『グリーンウォッシング (greenwashing)』と言われてもしかたない
『ROE』を強く打ち出した『経営指針』の方が・・正しいのかもしれない
『品質不正』なども・・このような『会社のありかた』の根底を示す
『ビジョン』が、正しく、『金太郎飴』的に『全社員』へ伝わらない事も
一因なのかもしれない・・・と、この話の中で感じた
*++*+
そして、先生から、『先メモ』で触れた、WBCで活躍の大谷選手の
『ビジョン構築策』『曼陀羅シート』の話へ展開しようとの提案が・・・
『ビジョン』を描くためには・・これまでの『知見』の積み上げと・・
ここからの『予見』・・そして『こうありたい』『こうあるべき』との
強い『思い』『意思』がないと・・『絵にかいた餅』となる
このために『曼陀羅シート』を、逆にたどる事も必要であり・・・
この『手順』が出来ないと・・具現化できる『ビジョン』は描けない
最近、若い方々の『スタートアップ企業』がたくさん生まれているが、
『成功』するためには・・『思いつき』だけでは、『成長』できない
『あるべき姿』を探る中、ここへの『到達ルート』を、張り巡らし
いままでの『知識』の中で、一つ一つ『検証』することが重要である
このため、『曼荼羅シート』は、『チェックリスト』としても、有用
『どこへ売るか』の『ターゲット』と共に『顧客満足度をどう得るか』
という、『品質』ではない『重要品質』を考えるべき・・・
これは、今の『大手企業』が成長できない『根本原因』とのご意見も
こんな事から・・・この『ビジョン』は『AI』では生まれない
もし『AI』が策定したのであれば、『人』が『検証』しないと危ない
ただ、『独裁者』が『妄想界』で、『ビジョン展開』した事もあり・・
『バーチャル』の中で『ビジョン』が、成立しない事を、祈るとも・・・
『ロボットの暴走』を感じての事だったのであろうか
*+*+**+**
だまだ、話は続いたが、昨日、先生からお聞きした『ビジョン』・・・
という事が、たしかに、最近・・どこかに消えているように思える
これが『明確』にならないと、次への『展開』はできないかもしれない
多分『ボ~っと』日々に流されてしまう可能性もある。
そして『起承転結』の『起』がなければ・・・・
『危機を危機と感じない』『新しい物は生まれない』
+*+*++****
帰宅後、『国語辞典』で『ビジョン』を引いてみると・・・・
⇒ 将来に対する見通し。未来像。理想像。展望。構想・・との記載が
解釈には・・・将来に向けてのありたい姿・あるべき姿を、明文化
  企業単位・個人単位 ⇒ 行動の方向性を定めるステートメント
個人ビジョン』は、「自分自身がどう成長していきたいか」
   「自分の価値観を元に、どういう人間になっていきたいか」
『企業ビジョン』は、「社外に対して企業の目指す未来を明示」
   「対社内においても行動や考え方の方向性を示す」き、
・・・と書かれていたが・・『国家』はなかった
そして、追加の説明の中に・・・『ビジョン』を浸透させるため
【理解→共感→具体化→実践→協働】といった流れが、重要とも
*+*****
これまでは『国家ビジョン』という事を、正直、あまり意識した事は
なかったが、『年金』をはじめとした『高齢者問題』の根幹である
ことを、あらためて学びなおした。
2月、イギリスの、経済成長に向けた長期ビジョンが報道されていたが
スナク首相の年頭演説での5つの優先事項の1つであった。
日本も、国会で個別の予算審議が行われるがが、この前段で、
『国としてのありかた』。特に、今後の『産業政策』。
『どうしてお金を稼ぐか』そして、この『お金』をどう使うかという
『国家ビジョン』の『議論』を、急ぐ必要があるのではなかろうか。
この先生が話されていたように『世界に売るものがない』となると
『内需』や『農業立国』も、次の『国家ビジョン』なのかもしれない
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推敲中
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