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東武佐野線沿線CITY-GUIDE 〔カテゴリーからお入り下さい〕

創刊2号

2008-03-10 | 創刊~100号
       創刊2号 1988年6月発行
表紙の人
駒場 賢一さん・佐智子さん

C O N T E N T S
1      目   次 
2-7   [特集]いい結婚がしたい
8-9    スナップ
10p   人物
11p   タウン・ウオッチング
12    ミサコ&クリサナのタイ語・英語・日本語 教室
13p   こなら百景/タイムスリップ
14p   看板娘=田中
15p   としこ ピーナツ
16p   モーター・スポーツ
17p   芝居三昧
18-19p アウトドアー
20P   漢方
21P   美容と健康
21P   コーヒータイム 2回
22   「センチュリー・ラン」2回 大川 圭吾
24    お店紹介
27P   結婚しました 
28-29P 佐野市文化会館情報/
30-31  行事カレンダー
32P   協賛店・会員一覧


特集記事
 いい結婚がしたいと考えるのは誰しも同じだが、思った事を実行に移すのは容易な事ではない。一口にいいと言っても千差万別で抽象的ですが、ともあれ結婚前の人には憧れを、結婚を控えたカップルは参考に、そして、既婚者と婚期を逃した人(失礼)にはやっかみを込めて探ってみましょう。
 式が終わるとたいがいの人は、「結婚なんて一度でたくさん」「なにがいいかって、 そりゃーやらないのが一番いい。」と冗談ともつかない感想をもらす。
 しかし、そう言ってしまえばおしまい、話にならないのでまず「こならの森」流結婚式の提案をします。(あくまでモデルプランですのでこうすれば[いい結婚]という事ではありません) さてその前に、 通らなくてはいけないのが結納というもの。  そして、「身代金」とか「保釈金(箱入り娘を箱からだしてもらうための)」といわれている結納金だ。 ひと頃は、 給料の三倍というのが相場でしたが、聞くところによるとだいたい二〇〇万円くらいが満足な数字とか。決してこれでなくてはいけないと言うことではないが、これ以下だとあげる方も、貰う方も対外的に公表しないようだ。
一口に二〇〇万といってもボーナスもつぎ込み、まるまる一年ただ働きという数字。だが雑誌などをみるかぎりは東京あたりの相場が五〇万円くらいという。ある人は、給料の三倍ということをまにうけてそのままの金額を払ったということだが、後で花嫁はもとより回りのひとからのひんしゅくをかったとのこと。きちょうめんすぎてもいけないが、見栄をはって限界を越えるのもどうかと思う。
 次ぎに挙式だが、形式はどうあれ、より多くの人に見守られてを原点に披露宴の最初にもってくるのはどうだろうか。当然、厳粛ななかに執り行う事が前提。 当初花嫁はキリスト教式で、 ウエディグドレスが絶対着たい。テレビドラマのように海外でやりたいという願望が強いが、具体化してくると日本人であることに回帰するらしい・・・。


 県内有力首長を祖父に持つ人の場合。結婚当時二二才。恋愛結婚、現在二児の父。
[結納]有名旅館において執り行う。両家合わせて五〇名ほど出席。古式に則り行われ、会食も含めて六時間近い日程。これだけでも、ちょっとした結婚式・披露宴のようだ。結納金の額は平均の二、三倍を越える。ダイヤの婚約指輪は新郎が買い求めたものとのことで、そう高価ではないとのこと。
[挙式]
一般的な神前式。
[披露宴]
県内でも最大規模を誇るホテルにて四〇〇名近い出席者。(一人では自分の席がみつからず、一度席を立つとなかなか自分の席へ戻ってこれない)
 各地の有名政治家をはじめ、助役以下の職員が一堂に列席。来賓、恩師他のあいさつが延々続き、乾杯に至るまでに一時間近くかかる。ドライアイス、スライド上映、ビッグサウド、レーザー光線、テクニカル照明など考えられる全てのものを使った豪華な演出。余興も盛りだくさんで、三回のお色直しをはさみ延べ四時間の大宴会となった。 最後に、ホテル前に停めてあった純白のオープンカーで出席者に見送らながら駅まで向かって終わり。料理もさることながら引き出物も豪華、ひとりあたま二万円前後するとしてしめていくら、と計算したくなる。ちなみに衣装代だけでも百万円は越えているとのことだ。
[新婚旅行] 
今までと打って変わって香港五日間と実に質素。この辺が二人の本音かもしれない。
 出来る限り、親のお金をあてにせず、二人でためたわずかばかりの資金で手作りの結婚式を目指した。さて、結果は・・・・。