■こならの森127号■1998.12発行
表紙 「とみあさ公園南/紅葉」
C・o・n・t・e・n・t・s
■こならの森12月号■
3p としこの巻頭詩……「びわ」
4p ヤンバル・お店紹介北海道楽宴
5p 結婚しました@瀧上さん
6p 安佐の名所クイズ
7p タウン・色々情報『信金』他
8-11p JC・ルネッサンストーク=浅生晴美
12-19p 特集 『美術館めぐり』
20-21pショート/現代国語
22p 辛口映画評
23p 書評・絵本紹介
24-27p インフォメーション98
28-29p 協賛店・MAP
30p こならの森から
■■■ ■ ■■■
【本文抜粋記事】
特集『美術館めぐり』
美術館こそ最高のぜいたく
■ヒーリング
国東半島のあるお寺に行ったとき、和尚から仏像の事を『国宝だとか文化財だとかいっているが、仏像は拝むものであって見るものじゃない。』と説教されたことがあったが、絵画も同じような気がする。絵を前にして手を合わせる必要はないが、気持ちは同じような気がする。今はやりの癒し空間というべきものだ。
最近発行されたある小冊子にある美術館が紹介されていた。 その美術館の感想が今でも心に残る。今回のこならの森の企画でも紹介しているのだが、その美術館では、美術館に付き物の監視員がいない。と驚きの声。ちょっと子どもが騒いだだけなのに、ヒステリックに注意する美術館とは大違い。
本物はやっぱりいい
どんなものでも本物の絵を見るとやっぱりいいものである。
普段の生活の中に絵を観にいく機会はあまりない。そこで芸術の秋くらいと、ちょっと美術館へ行ってみたくなった。
そういえば、わが家の周りに自然はたくさんあるが、家の中に絵が飾られているという訳ではない。よくよく見てみたら皆無であった。
『窓によって切り取られた外の風景も絵画の一つ』。と、自然の中に建つ美術館は窓を有効に使っている。そういう点で言えば、環境的には優れているのかも。
秋になると両毛五市スタンプラリーという企画が開催されるが、そのマップ(両毛五市全図)を見ていたら、あの有名な富弘美術館も両毛五市の中に入っているだと発見(?)。さっそく五市を回る美術館めぐりを企画。佐野を出発して、葛生町秋山方面から粕尾峠を越えて足尾町を通り群馬県東村の富弘美術館へ。その後南下して桐生市・足利市方面へ、という順路を計画。
今回は日程の関係で一日で一周することはできなかったが、無理もない。一つの美術館を観覧するのに最低1時間くらいを費やすつもりでいると、それだけで移動の時間がなくなってしまうからだ。しかしながら、富弘美術館の開館時間9時までに現地に到着して一番で見学を開始し、あと2~3館を見て回る計画なら充分可能かもしれない。トライしてみては(あまりオススメはできませんけれど 編集部)。
表紙 「とみあさ公園南/紅葉」
C・o・n・t・e・n・t・s
■こならの森12月号■
3p としこの巻頭詩……「びわ」
4p ヤンバル・お店紹介北海道楽宴
5p 結婚しました@瀧上さん
6p 安佐の名所クイズ
7p タウン・色々情報『信金』他
8-11p JC・ルネッサンストーク=浅生晴美
12-19p 特集 『美術館めぐり』
20-21pショート/現代国語
22p 辛口映画評
23p 書評・絵本紹介
24-27p インフォメーション98
28-29p 協賛店・MAP
30p こならの森から
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【本文抜粋記事】
特集『美術館めぐり』
美術館こそ最高のぜいたく
■ヒーリング
国東半島のあるお寺に行ったとき、和尚から仏像の事を『国宝だとか文化財だとかいっているが、仏像は拝むものであって見るものじゃない。』と説教されたことがあったが、絵画も同じような気がする。絵を前にして手を合わせる必要はないが、気持ちは同じような気がする。今はやりの癒し空間というべきものだ。
最近発行されたある小冊子にある美術館が紹介されていた。 その美術館の感想が今でも心に残る。今回のこならの森の企画でも紹介しているのだが、その美術館では、美術館に付き物の監視員がいない。と驚きの声。ちょっと子どもが騒いだだけなのに、ヒステリックに注意する美術館とは大違い。
本物はやっぱりいい
どんなものでも本物の絵を見るとやっぱりいいものである。
普段の生活の中に絵を観にいく機会はあまりない。そこで芸術の秋くらいと、ちょっと美術館へ行ってみたくなった。
そういえば、わが家の周りに自然はたくさんあるが、家の中に絵が飾られているという訳ではない。よくよく見てみたら皆無であった。
『窓によって切り取られた外の風景も絵画の一つ』。と、自然の中に建つ美術館は窓を有効に使っている。そういう点で言えば、環境的には優れているのかも。
秋になると両毛五市スタンプラリーという企画が開催されるが、そのマップ(両毛五市全図)を見ていたら、あの有名な富弘美術館も両毛五市の中に入っているだと発見(?)。さっそく五市を回る美術館めぐりを企画。佐野を出発して、葛生町秋山方面から粕尾峠を越えて足尾町を通り群馬県東村の富弘美術館へ。その後南下して桐生市・足利市方面へ、という順路を計画。
今回は日程の関係で一日で一周することはできなかったが、無理もない。一つの美術館を観覧するのに最低1時間くらいを費やすつもりでいると、それだけで移動の時間がなくなってしまうからだ。しかしながら、富弘美術館の開館時間9時までに現地に到着して一番で見学を開始し、あと2~3館を見て回る計画なら充分可能かもしれない。トライしてみては(あまりオススメはできませんけれど 編集部)。