■ ■■■■■ ■ 日刊 こならの森 ■ ■■■■■ ■

* * * *  *  * * * *
東武佐野線沿線CITY-GUIDE 〔カテゴリーからお入り下さい〕

こならの森151号

2008-05-23 | 101号~200号
       ■こならの森151号■2000.11発行
表紙 「星空と少年 」
C・o・n・t・e・n・t・s

■こならの森12月号■


3p としこの巻頭詩
4p やんばる
5p 結婚 古川さん夫妻
6p-9p JC通信
10-16p 川の博物館
17p トピックス
18p 風の独り言
19p オープン情報
20p (新)やぶいしゃのひとりごと
21p 書評・絵本紹介
22-25pインフォメーション98
26-27pクイズ/タウン情報
28-29p 協賛店・MAP
30p こならの森から

■■■■■■■■■■■■■■■

【本文抜粋記事】


ちょっとそこまで
『川の博物館』


川の博物館
 大水車が自慢というふれこみで訪れた博物館。これもやはりテーマパーク?という位置づけなのでしょうか。でも、記憶に新しい「東京で起こっても不思議じゃ無い」という、名古屋の洪水の例を引くでもなく、平和な時には実感できない川とその荒れ方、災害時の規模とその対策などあらためて実感できる施設である。名古屋のあの災害があって本当に新鮮味を持って受け止められるようになったと思う。
 距離的にはほんの数時間(と思えた)。大水車が目印と言うことだからとにかく行ってみればいいだろうと、むかったもののそれらしき水車は風景の中からその姿を現さなかった。今にして思えば当たり前だと思える。日本最大といってもたかだか30メートルの規模。
荒川と平行に走っているのにそれらしき施設は発見できない。方向音痴に陥ったのかという錯角の中、ひたすら走る。やがてありがたいことに目指す施設の標識が表れ、間違っていないことに気がつく。
 どうしてここに来たのかはともかく、『川』というものをテーマにした施設をこさえようという発案に感心した。規模的にはそれほどダイそれていない。それにもかかわらず、内容は充実していると思える。もちろんここまで来たのだからその期待を裏切ったらここで取り上げてなぞいないことでしょうけれど………。
 人々が川に関わった歴史が多角的に展示されている。荒川山系を形度った模型はその規模といい圧巻だ。入園は無料。その他の施設は有料。なんといっても一番に展望台へいってみることをお勧めする。ここからの眺めは逸品だ。荒川の流れも見える。川の流れによって削られた、川肌や崖などのようす、蛇行する雄大な流れなどが立体的に見える。
 本館内には展示ブース、地下施設、コンピュータールームなどがある。洪水のおこるようすや、被害の状況などのシュミレーションもあって立体的に楽しめる。
 先ほども触れたが、なんといってもメインは大水車である。風がある時などはその水しぶきが方向によってふりかかってくるほどで迫力一杯なのだ。