KONASUKEの部屋

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クロアゲハ・ナミアゲハ幼虫比較201809中旬~10中旬

2018年10月22日 | チョウ目
クロアゲハの幼虫。

こっちはナミアゲハの幼虫。

クロアゲハの幼虫は
①帯に白い模様があります。
②黒い帯は背中でつながる。
 オナガアゲハは褐色。
 ナガサキアゲハは白。
 モンキアゲハでは紫がかった褐色で、黄白色の縁があり、背中でつながらないことが多い。

ナミアゲハは
①帯に模様がありません。

腹足の付け根が白い点になる。

若齢幼虫も比較してみる。

クロアゲハ。
「光沢があり頭部が大きい」そうな。
オナガアゲハでは、お尻の白い帯がもっと幅広く、中に褐色の部分がない。
腹部の白紋は背中でつながらない。
モンキアゲハでは、背中の線は黄色。
ナガサキアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハでは地色が緑がかる。

ナミアゲハ。
「ゴツゴツして光沢が無い」そうな。

クロアゲハのデータ
分類:チョウ目アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科アゲハチョウ属
前翅の長さ:48~68mm
翅を広げた長さ:80~120mm
分布:本州、四国、九州
   平地~山地
   ※山地には比較的少ない
成虫の見られる時期:4月中旬~10月初旬
          年2~3回発生
          蛹で冬越し
エサ:成虫・・・様々な花を訪れるが、アザミ、ツツジ、ユリ、ヤブガラシ、クサギなどを好む。
        特に赤い花を好む。
   幼虫・・・ユズ、栽培ミカン類、サンショウ、カラスザンショウなどの葉
その他:オスは後翅の前縁に、黄白色の性標を持つ。
    オスは湿地で吸水し、時に集団となる。
    春型と夏型がある。
    やや薄暗い場所に蝶道を形成する。

ナミアゲハのデータ
分類:チョウ目アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科アゲハチョウ属
前翅の長さ:38~58mm
翅を広げた長さ:65~90mm
分布:全国
   平地~山地
   ※山地には少ない
成虫の見られる時期:3月下旬~10月初旬
          平地では3~4回、山地では2~3回発生
          蛹で冬越し
エサ:成虫・・・様々な花を訪れるが、特にツツジやユリ、アザミ、クサギ、ヤブガラシなどを好む。
        紫色や赤色系の花を好む傾向がある。
   幼虫・・・カラタチ、サンショウ、キハダ、ミカン、キンカンなどのミカン科の植物の葉
その他:春型と夏型がある。
    オスには後翅に性標という黒点がある。
    求愛・交尾は午前中~正午前後が中心、産卵は午後が多い。
    オスは蝶道を形成する。
    蛹になる際、食草から離れる場合も多い。
    日本の国蝶の座を、オオムラサキと最後まで争った。
参考:晶子のお庭は虫づくし
   Who bit the leaf of the Japanese pepper?
   茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   ポケット図鑑日本の昆虫(文一総合出版)
   かたつむりの自然観撮記

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
タックさんへ (KONASUKE)
2018-10-23 09:42:31
コメントありがとうございます。

人間から見れば、カワイイ模様なんですが。
天敵はドキッとするかも知れませんねぇ(笑)
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すい丸さんへ (KONASUKE)
2018-10-23 09:39:00
コメントありがとうございます。

これでKONASUKEも、パクちゃんとクロちゃんの区別を迷うことがなくなります。
すい丸さんの記事がなかったら、こういう企ては思いつかなかったかも。
ありがとう。
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プリティ (タック)
2018-10-22 19:31:52
額の模様がプリティ
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Unknown (すい丸)
2018-10-22 18:00:05
嬉しい!この記事 完全保存版だわ!
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