KONASUKEの部屋

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ツチイナゴ交尾240713

2025年03月05日 | バッタ目
2024年の画像から。
ツチイナゴの交尾。
だいぶ遅めの交尾のように思われます。
越冬した成虫が見られるのもそろそろ終わりなので。
まぁ、間に合えば全て良し。

このカップルが産んだ卵も、秋までに成虫になって冬を越し、翌年には交尾をして産卵して・・・というサイクルを繰り返します。

別名:
セスジツチイナゴ、ツチバッタ
分類:
バッタ目バッタ科ツチイナゴ亜科
体長(翅端まで):
♂50~55mm、♀50~70mm
分布:
本州、四国、九州、南西諸島
平地~丘陵
成虫の見られる時期:
10月~7月(南西諸島では周年発生)
秋に成虫が出現、成虫で越冬し、他のバッタ類が出現しない春から活動を始める
エサ:
幼虫・成虫・・・クズの葉を好む
その他:
複眼の下に涙を流したような黒い筋があるのが特徴で、幼虫でも共通。
背面中央に黄白色条が走る。
(前胸背版中央の黄白色条を欠く個体もある。)
胸背面・腹面や前・中脚腿節など体表は細毛に覆われる。
(タイワンツチイナゴでは胸背面に毛が無く、胸腹面や前・中脚腿節に毛がないか、あってもまばら)
複眼に特徴的な筋模様があり、後ろ半分は不明瞭。
(タイワンツチイナゴでは筋模様が鮮明。)
体は一面に点刻がある。
前翅は細長い。
脚の吸盤が発達し、重い体でも植物を登ることができる。
一般に♀は♂より大型。
幼虫は緑色が多いが、成虫は褐色になる。
大型のバッタとしては国内で唯一、成虫で越冬する。
クビキリギスやシブイロカヤキリなどと比べて耐寒性は低く、日当たりの良い場所を選んだりして低温をやり過ごしており、急な寒さなどで冬を越せないこともある。
越冬中も暖かい日には活動し、枯葉上などで日光浴していることが多い。
あまり飛ばず、跳ねたり歩いたりすることが多い。
クズなどの多い草原に普通に見られるほか、林縁の植物上でも見られる。
♂は交尾の間、自分の翅を蹴ってジャジャジャッ・・・と鳴く。
卵は泡で包まれ、卵鞘となる。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
検索入門セミ・バッタ(保育社)
学研の図鑑LIVE新版昆虫(学研プラス)
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
Wikipedia
おおきくなあれ
直翅類.jp

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
kazuyooさんへ (KONASUKE)
2025-03-05 21:33:48
コメントありがとうございます。
ありふれた昆虫でも、交尾の瞬間って、簡単には見られないかも知れませんね。
返信する
Unknown (kazuyoo60)
2025-03-05 10:55:28
ツチイナゴ、写したことがあります。2匹同時に見たことはありません。
返信する

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