KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

ソトウスグロアツバ20200905

2020年12月18日 | チョウ目
ソトウスグロアツバ。
ヒロオビウスグロアツバ、マルバネウスグロアツバと酷似するため、同定には自信ありません。

別名:ソトウスモンアツバ
分類:チョウ目ヤガ科クルマアツバ亜科
翅を広げた長さ:20~28mm
前翅の長さ:11~13mm
分布:本州(宮城ー秋田以南)、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:5~12月
          (通常6~7月、8~9月の年2化、寒冷地では1化、南西諸島では多化性で3月~12月初旬)
          幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・クヌギ、コナラ、ヤナギ類など広葉樹の樹液
   幼虫・・・枯葉、ヤッコソウ、コケ類、シダ類、針葉樹、クヌギの生葉、ツゲ、カヤツリグサ科、イネ科、マタタビの果実
その他:暗褐色地に太い褐色の横帯がある。
    帯の縁は二重。
    亜外横線はあまり凸凹しない。
    一般に♂は斑紋が不明瞭、♀は内外横線の間の淡色部が明瞭。
    触角は♂が繊毛状、♀は糸状。
    ♂の前翅前縁の表には、基部から細い溝を形成する。
    ♂の前脛節は比較的長い鱗粉に覆われ太くなるが、あまり顕著ではない。
    翅型がやや細長く、翅面は滑らかでやや光沢がある。
    (ヒロオビウスグロアツバは翅型がやや丸みを帯び短く、翅面がざらつき光沢が無い。)
    ヒロオビウスグロアツバに似るが、斑紋が若干異なる。
    関東では夏に多い。
    (ヒロオビウスグロアツバは、関東では春に多い。)
    八重山諸島では、3月に出現する個体は大型で、次第に小型化するという。
    普通種で個体数も多い。
    広葉樹を中心とする樹林と林縁で見られる。
    夜行性で、日没直後から活発に飛翔する。
    灯火に飛来することも多い。
    幼虫は広葉樹の枯葉を食べるが、飼育時には生葉も食べる。
    終齢幼虫の体長は約30mm。
参考:みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   かたつむりの自然観撮記
   虫ナビ
   YAMKEN明石の蛾達
   多摩蛾廊
   Digital Moths of Japan


最新の画像もっと見る

コメントを投稿