KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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「戦後史証言プロジェクト 日本人は何をめざしてきたのか 第一回 『沖縄』」を観た

2013年07月18日 | テレビ
「戦後史証言プロジェクト 日本人は何をめざしてきたのか 第一回 『沖縄』」を観た。

米軍は、住民を収容所に入れておいて、その間にブルドーザーで、家も畑も潰して、基地にしてしまった。
沖縄の人たちは、いわゆる「銃剣とブルドーザー」で、家も仕事も奪われたワケだ。
当時を知る人たちにとって、基地関係、米軍関係の仕事で食っていくってことは、土地を強盗同然に奪った相手の下で働くってことで、一体、どれ程の屈辱だろう?
沖縄が日本に返還されてからは、札束でほっぺたをひっぱたくように、補助金漬けにされ、基地に依存させられてきた。
沖縄の抱えてきた現実を、改めて突き付けられた。

よく政治家が、「基地負担の軽減」的なことを言うけれど、事の本質から言って、そんな軽いもんじゃない。
不法に奪われたものは、還されるのが当然でしょう!
そうしなければ、問題は解決しないと感じた。

こう言っては何だが、
日本を在沖米軍に守ってもらおうってのは、
居直り強盗に用心棒をやってもらおうって位、変な話じゃあないだろうか。
普天間基地返還に、移設という条件を付けるのは、まさに、盗人に追い銭の例え通りではないだろうか。

沖縄の少女暴行事件の少し後、沖縄に行ったことがある。
一等地には、米軍基地が鎮座ましましていて、産業に使えない。
交通の障害にもなっていた。
ハブの出る山の斜面にひしめいている家々を見て、この人たちも、今は基地になっている土地に住んでいたのかなぁ、と思った。

隣国との間に領土問題があっても、かつての日本ばりに野蛮な国が近くにあっても、国家間の対立は、あくまで平和的手段で解決すべき。
少なくとも、沖縄の基地を永続させる根拠にしてはならないと思う。

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