アサギマダラ。
漢字では「浅葱斑」。
浅葱とは淡い藍色のこと。
→伝統色のいろは
翅の白っぽい部分が青みがかっていて、これを浅葱と見なしたのが名前の由来。
フジバカマで吸蜜中。
後翅の後角付近に黒褐色の性票があるので、オスですね。
撮影場所はこの辺↓
近くには幼虫の食草が自生する愛宕山があるので、あるいは地元で生まれた個体かも知れない。
画像はフォトチャンネルでどうぞ↓
アサギマダラ
分類:チョウ目タテハチョウ科マダラチョウ亜科
前翅の長さ:53~62mm
翅を広げた長さ:80~100mm
分布:全国
丘陵~山地
※ ただし繁殖出来るのはキジョランの分布する関東以西。
東北以北で見られる個体は暖地から飛来したもので、数も少ない。
成虫の見られる時期:5~11月
幼虫で冬を越し、5月頃羽化する。
成虫は夏季、冷涼な高原に移動する。
エサ:成虫・・・フジバカマ、ヒヨドリバナなどの花の蜜。
「かたつむりの自然観撮記」によると、他にノリウツギ、シシウド、セリ、リョウブ、オカトラノオ、クガイソウ、オトコエシ、サラシナショウマなど、散形花序や穂状花序の、小さい花が集合した白い花を好む傾向があるとのこと。
幼虫・・・キジョラン、イケマ、オオカモメヅル、サクラランなどのガガイモ科の植物
その他:移動性が高い蝶として有名。
翅にマーキングを施し、移動経路を探る試みが行われている。
滑空してゆったりと飛ぶが、驚くと空高く舞い上がって姿を消し、なかなか降りて来ない。
和名は翅が浅葱色(淡い藍色)であることから。
浅葱色の部分は鱗粉が退化して透けている。
オスは後翅の後角に黒褐色の性票がある。
希に地上で吸水することがある。
睡眠時や雨天の休息時、木の枝などに集団でぶら下がる。
幼虫・成虫ともに、食草由来のアルカロイド系の毒を蓄積する。
若齢幼虫は、葉を楕円形に齧り、その内側を食べる(トレンチ行動)。
幼虫の生息地は、照葉樹林に囲まれ、霜が降りずにキジョランが自生する樹林。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫(文一総合出版)
かたつむりの自然観撮記
昆虫エクスプローラ
漢字では「浅葱斑」。
浅葱とは淡い藍色のこと。
→伝統色のいろは
翅の白っぽい部分が青みがかっていて、これを浅葱と見なしたのが名前の由来。
フジバカマで吸蜜中。
後翅の後角付近に黒褐色の性票があるので、オスですね。
撮影場所はこの辺↓
近くには幼虫の食草が自生する愛宕山があるので、あるいは地元で生まれた個体かも知れない。
画像はフォトチャンネルでどうぞ↓
アサギマダラ
分類:チョウ目タテハチョウ科マダラチョウ亜科
前翅の長さ:53~62mm
翅を広げた長さ:80~100mm
分布:全国
丘陵~山地
※ ただし繁殖出来るのはキジョランの分布する関東以西。
東北以北で見られる個体は暖地から飛来したもので、数も少ない。
成虫の見られる時期:5~11月
幼虫で冬を越し、5月頃羽化する。
成虫は夏季、冷涼な高原に移動する。
エサ:成虫・・・フジバカマ、ヒヨドリバナなどの花の蜜。
「かたつむりの自然観撮記」によると、他にノリウツギ、シシウド、セリ、リョウブ、オカトラノオ、クガイソウ、オトコエシ、サラシナショウマなど、散形花序や穂状花序の、小さい花が集合した白い花を好む傾向があるとのこと。
幼虫・・・キジョラン、イケマ、オオカモメヅル、サクラランなどのガガイモ科の植物
その他:移動性が高い蝶として有名。
翅にマーキングを施し、移動経路を探る試みが行われている。
滑空してゆったりと飛ぶが、驚くと空高く舞い上がって姿を消し、なかなか降りて来ない。
和名は翅が浅葱色(淡い藍色)であることから。
浅葱色の部分は鱗粉が退化して透けている。
オスは後翅の後角に黒褐色の性票がある。
希に地上で吸水することがある。
睡眠時や雨天の休息時、木の枝などに集団でぶら下がる。
幼虫・成虫ともに、食草由来のアルカロイド系の毒を蓄積する。
若齢幼虫は、葉を楕円形に齧り、その内側を食べる(トレンチ行動)。
幼虫の生息地は、照葉樹林に囲まれ、霜が降りずにキジョランが自生する樹林。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫(文一総合出版)
かたつむりの自然観撮記
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