KONASUKEの部屋

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ナミモンクモバチ♀240818

2025年02月08日 | ハチ目
2024年の画像から。
ナミモンクモバチの♀。
触角の付け根~単眼までの間が、黒い帯状になっています。

ベッコウクモバチかと思ったら、類似種だった。
_| ̄|○
まるっと記事、書き直しだよ。
( ;∀;)

以前は「~ベッコウ」だったのが、今は「~クモバチ」という名前に統一されたようです。
クモを狩るハチの仲間、ということが、ハッキリ分かる名前にした、ということなんでしょうね。

翅の先は青黒い。

ベッコウクモバチやキオビクモバチとの違いについて、色んな所から情報を採りましたが、統一性のない記述も見られて、かなり混乱します。
今回の記事も、玉石混交かも知れず、その点、ご了承ください。

旧名・別名
モンクモバチ、モンベッコウ
分類:
ハチ目ハチ亜目ベッコウバチ上科クモバチ科ナミクモバチ亜科
体長:
♂10~14mm
♀10~22mm
分布:
本州、四国、九州、南西諸島
平地~?
成虫の見られる時期:
7~9月
幼虫で冬越し?
エサ:
成虫・・・花の蜜
幼虫・・・親が狩ったクモ
その他:
雌雄で大きく色彩が異なる。
♂は黒地に、腹部の背板前縁が白く縁取られ、中央で途切れる。
翅は透明で外縁部のみ黒褐色。
♀はベッコウクモバチ、キオビクモバチに似ている。
頭部の触角の付け根~単眼にかけて、黒色の縦帯状となる。
(ベッコウクモバチ♀、キオビクモバチ♀にはない。)
触角は根元半分が橙色、先半分が黒い。
(ベッコウクモバチ♀は触角全体が橙色。ただし♂は触角の先半分が黒色となるため、注意が必要。)
後脚脛節には長い刺がある。
(ベッコウクモバチではこれに加えて鋸歯列がある。)
後腿節末端背板は橙色。
(ベッコウクモバチ♀は地色が黒く、橙褐色の剛毛が生える。)
中胸背の後方中央に橙黄色斑がある。
翅は褐色で先端部が青みがかった黒色。
腹は通常、先端の橙黄色の帯以外は黒色。
林縁などで見られる。
(キオビクモバチは海浜、河川敷など開けた場所で見られる。)
あまり多くない。
コガネグモ科の中型種や、オニグモ類など大型種の未成熟個体を麻酔して狩る。
巣穴は草間などの目立たない場所に掘るらしい。
巣穴を掘りながら、何度も獲物の場所に戻って無事を確認し、少しずつ巣穴の近くに運ぶ。
獲物の脚の付け根を咥えて、後退しながら運ぶ。
産卵後、口を使って穴を埋める。
少し土を被せては体を震わせ、を繰り返す。
参考:
ハチハンドブック(文一総合出版)
虫ナビ
Wildlife Research Society
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
新・廿日市市の自然観察(昆虫)
科学技術高校・理科通信いきもの記
岐阜聖徳学園大学教育学部川上研究室
野山の住認たちⅢ
舞鶴公園の自然2
教室・自然いろいろブログ
自然からのたより

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
kazuyooさんへ (KONASUKE)
2025-02-08 20:56:53
コメントありがとうございます。
クモを狩るハチの仲間で、せわしなく触角を動かしながら、地面を徘徊していることが多いです。
返信する
Unknown (kazuyoo60)
2025-02-08 17:34:51
クモバチという種類が居るのですね。初見です。
返信する

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