KONASUKEの部屋

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クロホシフタオ20210705

2021年08月13日 | チョウ目
クロホシフタオ。
ヒメクロホシフタオに似ていますが、前翅外縁の形や、内外横線の形状が異なります。

①前翅外縁:中央付近で角張る
②前翅外横線:「く」の字型
③前翅外横線前半の延長線:後角より外側に向かう
④前翅内横線:頂点は丸い
⑤前翅後縁上の褐色紋:大きい傾向

参考までに、ヒメクロホシフタオ↓

①前翅外縁:角張らない
②前翅外横線:「コ」の字型
③前翅外横線の延長線:ほぼ後角に向かう
④前翅内横線:鋭角気味に尖る
⑤前翅後縁上の褐色紋:小さい傾向

分類:
チョウ目ツバメガ科フタオガ亜科
翅を広げた長さ:
16~25mm
※もっと大型である可能性が高い
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
5~6、8~10月
エサ:
成虫・・・不明
幼虫・・・ガマズミ、コバノガマズミ、オトコヨウゾメ
その他:
地色は淡褐色で、黒褐色の横線と紋がある。
ヒメクロホシフタオと酷似し、長らく同一種とされてきたが、本種の方が一回り大型。
前翅外縁は中央付近で角張る。
(ヒメクロホシフタオではほとんど角張らない。
ミナミクロホシフタオではより角張が強く、地色はより暗色。)
前翅外横線は外側に出張り「く」の字型。
(ヒメクロホシフタオでは出張りが弱く「コ」の字型。
ミナミクロホシフタオでは、内外横線は黄褐色の縁取りがある。)
前翅外横線の前半部の延長線は、後角より外側に向かう。
(ヒメクロホシフタオではほぼ後角に向かう。)
前翅内横線の頂点は丸い。
(ヒメクロホシフタオでは鋭角気味に尖る。)
前翅後縁上にある褐色紋は、ヒメクロホシフタオより大きいことが多い。
後翅の前縁は滑らかで、外横線は前半S字状。
普通種で、ヒメクロホシフタオよりも多い。
灯火に飛来する。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
虫ナビ
北河内昆虫記
北茨城周辺の生き物
北茨城周辺の生き物
YAMKEN明石の蛾達
自然観察雑記帳
富山県産蛾類博物館
多摩蛾廊
あおもり昆虫記
こんちゅう探偵団
ZATTAな昆虫図鑑


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