これ、何に見えますか?
まぁ、タイトル見ればモロ分かりですが(笑)
キバラモクメキリガというガです。
脚が見えなきゃ、おっちょれた(茨城弁:折れた、の意。「折り取れた」からか?)小枝にしか見えない。
特に、翅の合わせ目が、逆に皮の剥けかかっているように見えて。
ちなみに、向かって左がお尻側ですが。
翅の先の模様がまた、木の皮が剥げて地肌が見えているよう。
しかし、これ、全ての個体がそうなワケではないようです。
ネットの写真を見ると、新鮮な個体では、そんな風に見えない。
ちょっとくたびれた個体、言ってみれば使い込まれた渋みが出ている感じですね。
前から見てみる。
まるで木の枝の断面のように、ご丁寧に年輪らしきモノまで!
ここまでくると、もはや芸術品の域ですね。
あぁ、ダメだダメだ!
こんな写真じゃ!
このコの凄さの10分の1も表現出来てない!
スマホじゃだめだ!
KONASUKEは弘法大師じゃないので、筆を・・・もとい、カメラは選ばなきゃ!
やっぱ買う!
明日買う!
後ろから。
斜め横から。
一般的に、木の枝に擬態するガとしては、ツマキシャチホコが有名なので。
シャチホコガを探していたので、同定に時間がかかってしまいました。
このコも負けてませんね。
斜め前から。
こうやって初めて、黒い複眼が確認できますね。
触角は、体に沿って、下の方に隠していると思われます。
別名:キバラモクメ
分類:チョウ目ヤガ科キリガ亜科
翅を広げた長さ:47~58mm
分布:全国
平地~山地
成虫の見られる時期:10~5月(年1化)
成虫で冬越し(温暖な夜には活動する)
エサ:成虫・・・各種広葉樹の樹液、腐果、ヤツデの花など
幼虫・・・ナシ、サクラ、エンドウ、エニシダ、イタチハギ、タケニグサ、イタドリ、ギシギシ、ゴボウ、キクイモ、タバコ、セキコク、コナラ、クヌギ、カシワ、アベマキ、アラカシ、シデコブシ、エノキ、ウマノスズクサなど多食性
その他:翅を丸く細く畳んで静止すると、木っ端のように見える。
頭部~胸部は淡褐色で年輪のような模様もあり、翅頂の淡褐色とあいまって、折れた木っ端切り口のように見える。
翅は灰褐色で、黒色の環状紋・腎状紋がある。
前翅外縁の淡褐色部は、翅頂付近で角張る。
前翅の斑紋には変異が小さい。
胸背は茶褐色の毛が盛り上がる。
♂の触角は繊毛状。
広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園などで見られる。
糖蜜によく集まる。
夜行性で、灯火にも飛来する。
普通種。
食樹の葉裏に150~200個の卵塊で産付される。
一部の無精卵を除き、一斉に孵化する。
若齢時には弱い集合性があり、葉裏で葉脈上に体を伸ばして静止する。
驚くと吐糸して垂下する。
中齢以降は分散し、葉表で体の前半を持ち上げて、内に丸めた姿勢で静止する。
幼虫は5~6月頃に見られる。
終齢幼虫の体長は約50~55mm。
体色は4齢までは黄緑色、終齢幼虫は暗褐色。
白色の気門線があり、終齢幼虫では前胸背に台形を逆さにしたような黒紋がある。
エサが不足すると共食いすることがある。
土中で、前蛹態で越夏する。
10~11月に羽化、翌3~4月頃活動する。
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
自然となかよしおじさんの”ごった煮記”
農研機構
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
渓舟の昆虫図鑑
まぁ、タイトル見ればモロ分かりですが(笑)
キバラモクメキリガというガです。
脚が見えなきゃ、おっちょれた(茨城弁:折れた、の意。「折り取れた」からか?)小枝にしか見えない。
特に、翅の合わせ目が、逆に皮の剥けかかっているように見えて。
ちなみに、向かって左がお尻側ですが。
翅の先の模様がまた、木の皮が剥げて地肌が見えているよう。
しかし、これ、全ての個体がそうなワケではないようです。
ネットの写真を見ると、新鮮な個体では、そんな風に見えない。
ちょっとくたびれた個体、言ってみれば使い込まれた渋みが出ている感じですね。
前から見てみる。
まるで木の枝の断面のように、ご丁寧に年輪らしきモノまで!
ここまでくると、もはや芸術品の域ですね。
あぁ、ダメだダメだ!
こんな写真じゃ!
このコの凄さの10分の1も表現出来てない!
スマホじゃだめだ!
KONASUKEは弘法大師じゃないので、筆を・・・もとい、カメラは選ばなきゃ!
やっぱ買う!
明日買う!
後ろから。
斜め横から。
一般的に、木の枝に擬態するガとしては、ツマキシャチホコが有名なので。
シャチホコガを探していたので、同定に時間がかかってしまいました。
このコも負けてませんね。
斜め前から。
こうやって初めて、黒い複眼が確認できますね。
触角は、体に沿って、下の方に隠していると思われます。
別名:キバラモクメ
分類:チョウ目ヤガ科キリガ亜科
翅を広げた長さ:47~58mm
分布:全国
平地~山地
成虫の見られる時期:10~5月(年1化)
成虫で冬越し(温暖な夜には活動する)
エサ:成虫・・・各種広葉樹の樹液、腐果、ヤツデの花など
幼虫・・・ナシ、サクラ、エンドウ、エニシダ、イタチハギ、タケニグサ、イタドリ、ギシギシ、ゴボウ、キクイモ、タバコ、セキコク、コナラ、クヌギ、カシワ、アベマキ、アラカシ、シデコブシ、エノキ、ウマノスズクサなど多食性
その他:翅を丸く細く畳んで静止すると、木っ端のように見える。
頭部~胸部は淡褐色で年輪のような模様もあり、翅頂の淡褐色とあいまって、折れた木っ端切り口のように見える。
翅は灰褐色で、黒色の環状紋・腎状紋がある。
前翅外縁の淡褐色部は、翅頂付近で角張る。
前翅の斑紋には変異が小さい。
胸背は茶褐色の毛が盛り上がる。
♂の触角は繊毛状。
広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園などで見られる。
糖蜜によく集まる。
夜行性で、灯火にも飛来する。
普通種。
食樹の葉裏に150~200個の卵塊で産付される。
一部の無精卵を除き、一斉に孵化する。
若齢時には弱い集合性があり、葉裏で葉脈上に体を伸ばして静止する。
驚くと吐糸して垂下する。
中齢以降は分散し、葉表で体の前半を持ち上げて、内に丸めた姿勢で静止する。
幼虫は5~6月頃に見られる。
終齢幼虫の体長は約50~55mm。
体色は4齢までは黄緑色、終齢幼虫は暗褐色。
白色の気門線があり、終齢幼虫では前胸背に台形を逆さにしたような黒紋がある。
エサが不足すると共食いすることがある。
土中で、前蛹態で越夏する。
10~11月に羽化、翌3~4月頃活動する。
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
自然となかよしおじさんの”ごった煮記”
農研機構
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
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