KONASUKEの部屋

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ミドリシジミ幼虫・おっきくなりました!220505

2022年05月09日 | チョウ目
ミドリシジミの幼虫、無事に大きくなりました。
1㎝くらい?
→4/16の様子

約3時間半後、葉を糸で綴ろうとしているようです。
蛹になる日も近い?

チョウ目シジミチョウ科ミドリシジミ亜科
前翅の長さ:
16~23mm
翅を広げた長さ:
30~40mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
6月中旬~9月初旬(寒冷地7~9月)年1化
卵(卵内初齢幼虫)で冬越し
エサ:
成虫・・・クリ、シシウドなど白色系の花の蜜(クヌギ・コナラなどの樹液も吸う)
幼虫・・・ハンノキ、ヤマハンノキ、ケヤマハンノキ、ミヤマハンノキ、ヤチハンノキなど
その他:
後翅に尾状突起がある。
♂の翅表は構造色によるメタリックなエメラルドグリーンが美しく、見る角度によって色調が変化する。
♂の前翅表面は黒く縁どられる。
(オオミドリシジミでは縁取りの幅が狭い。)
♀の翅表は黒褐色が地色で、黒褐色型(O型)、青斑型(A型)、赤斑型(B型)、青斑・赤斑両方(AB型)の4型がある。
出現率には地域差がある。
♂♀ともに裏面は褐色で、中央付近に線はない。
(オオミドリシジミでは、裏面が灰白色で、中央付近に淡い二重線がある。)
平地~丘陵地では谷地や湿潤なハンノキ林に生息。
♂は主に夕方(16~18時がピーク)に縄張りを確保し、他のオスを激しく追飛する。
その際、弧を描くように「卍巴飛翔」を行う。
交尾飛翔型は←♀+♂。
♀は食樹の枝や幹の皺などに数個~十数個の卵群で産卵する。
卵越冬だが、年内には幼虫体が形成される。
幼虫は初夏に見られる。
ハンノキなどの葉を綴って袋状の巣をつくり、夕方摂食する(曇天時は昼間も)。
淡緑色で、背中の中央に暗緑色の太い筋がある。
蛹になる前に、幹の低い所に降りてきて、落ち葉などに潜り込む。
終齢幼虫の体長は約19mm。
ノコギリハリバエ、カイコノクロウジバエ、アカエグリヒメバチなどに寄生される。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
原色日本昆虫生態図鑑Ⅲチョウ編(保育社)
検索入門チョウ②(保育社)
かたつむりの自然観撮記


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