KONASUKEの部屋

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マダライラガ類220616

2022年12月09日 | チョウ目
マダライラガ類。
マダライラガ類は、かつては一種と考えられていましたが、1998年、4種に分けられました。
マダライラガ、ビロードマダライラガ、ヒメマダライラガ、ミナミマダライラガの4種です。

正確な同定には交尾器の確認が必要とのことです。
種別のデータも不足しているので、ここではマダライラガ類として、まとめて取り扱います。

こちらは別個体。
あるいは冒頭の個体とは別種かも知れません。

似た名前にウスマダライラガ、クロマダライラガというのもいますが、冒頭の個体も、この個体も、これらではないようです。

(画像は冒頭と同一個体)

分類:
チョウ目マダラガ上科イラガ科

マダライラガのデータ
翅を広げた長さ:
16~22mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
※マダライラガ類全体の分布の可能性がある
「虫ナビ」によると北海道、本州(東北地方~北陸地方(関東含む)、東海地方)
平地~山地
※虫ナビによると山地性
成虫の見られる時期:
温暖地5~7月、8~9月(北海道7~8月)
越冬形態?
エサ:
成虫・・・不明
幼虫・・・イロハカエデ
※虫ナビではヤハズハンノキなどとしている
その他:
前翅は黄褐色~暗褐色で、黄白色の横線がある。
中横線と外横線の間が黒褐色となるものが基本となるが変異が大きい。
中央部横脈の内側に黒褐色点があり、その下には後縁に達する細長い紋がある。
翅頂に小黒点がある?
♂後翅は暗褐色で、個体により中央部にごく狭い淡色部を表わす。
♀後翅は♂より明るく、中央部にわずかに淡色部がある。
♂♀とも触角は糸状。
(♂の方が太い?)
北海道東部で7~8月に得られる個体は、一般に小型で翅の色が暗い。
灯火に飛来する。
幼虫は有毒?
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
虫ナビ
こんちゅう探偵団
北茨城周辺の生き物
富山県産蛾類博物館
あおもり昆虫記
フォト蔵
愛知県豊川市と東三河の蛾類観察


ビロードマダライラガのデータ
翅を広げた長さ:

分布:
北海道、本州
垂直分布?
成虫の見られる時期:
6~8月?
越冬形態?
エサ:
成虫・・・?
幼虫・・・?
その他:
前翅地色は橙色を帯びた黄褐色。
中横線外側の2紋は明瞭なことが多く、斑紋は比較的安定している。
後翅は全体に淡褐色で、中央部は広く淡色。
参考:
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
富山県産蛾類博物館
北の森での散策日記
愛知県豊川市と東三河の蛾類観察


ヒメマダライラガのデータ
前翅の長さ:
約10mm
分布:
本州
垂直分布?
成虫の見られる時期:
6~8月?
越冬形態?
エサ:
成虫・・・?
幼虫・・・ハンノキ属
その他:
マダライラガ類の中では小型で、翅頂は丸い。
♂後翅は広く黒褐色で、前縁付近が淡色。
♀後翅は淡褐色で、翅の中央後縁寄りに縦帯状に薄い部分がある。
参考:
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
愛知県豊川市と東三河の蛾類観察
昆虫綱Insecta
私の虫日記


ミナミマダライラガのデータ
翅を広げた長さ:

分布:

垂直分布?
成虫の見られる時期:

越冬形態?
エサ:
成虫・・・?
幼虫・・・?
その他:
ヒメマダライラガに色彩は似るが、前翅はやや細長く、外縁は斜行し、翅頂は突出する。
後翅は♂♀とも暗褐色だが、♀の方が淡い。
参考:
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
愛知県豊川市と東三河の蛾類観察

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