KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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「図書館戦争」観てきたよ

2013年06月21日 | 映画
映画「図書館戦争」を観てきました。
水戸市立西部図書館でロケしたという話を聞いて。

エンターテイメントとしては面白いと思います。
深く考えちゃうと、「文」である本を「武」で守るという、大いなる矛盾にひっかかってしまうので。
あくまで、パラレルワールドでの出来事として、「王子様」トークを楽しむのがいいのかも。

宮崎勉事件以来、書物とか、映像とかが犯罪者の思想・思考に影響を与えるということがことさらに言われるようになった気がする。
児童ポルノ禁止法改正案なんかは、ヤバイ気がするね。
子どもたちへの影響は否定できないが、規制すればいいというもんでもなく、メディアリテラシーが大事だろう。

言論統制という意味では、焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)とか、安政の大獄とか、治安維持法、現在の中国、北朝鮮なんかを思い浮かべた。
でも、「みんなが無関心」だと、いつでもそういう時代に逆戻りする危険はあるのでしょうね。

劇中で、「こんな時代にしてしまって大人として申し訳ない」的なセリフがあった。
ふと、中学生の頃に観た映像を思い出した。
NHKの「21世紀は警告する」だったか?
地球と胎児のイメージが重なって、
「僕が生まれるまで残っているかなぁ? 地球。」
衝撃的な映像で、今の自分の原点の一つ。
私たちは、自分たちが良ければそれでいいのではなく、後の世代に対して、責任があるのですね。
前の世代の残した財産とともに、負の遺産も受け継がなくてはならない。
こればっかりは、相続放棄できない。

何だか、映画の本質からは、外れた話になってしまった(汗)。

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